2009年9月23日水曜日

ヒラメ デビュー

2009年9月22日(火、祝) 中潮

三浦丸 21号船
鹿島沖 水深40~50m
曇りのち晴れ 無風 うねり1.5m

BJSミヨシ255+B PE3号
錘60号 孫針シングル、トリプル
親孫間15cm 
幹糸6号80cm~100cm
捨糸4号50cm~80cm

ヒラメ 6枚 38cm~50cm
ワカシ 1本 30cm

船中6名の左舷ミヨシに陣取り、定刻5時に港を出てみてびっくり。うねりが2mほどもある。台風14号の影響がまだ残っているのだろう。21日釣行予定の電話予約で「22日にできねーか?」とお上さんの言に納得。去年ヤリイカでお世話になった銚子外川の三浦丸で、今年の目標のひとつ、ヒラメに初挑戦。曇り空のわずかな切れ目から昇る朝日にありがたいものを見た気にさせる。

「デカイ!」右舷トモで取り込まれた船中1枚目を見て声が上がる。70cmはあろうかというまさしく座布団。長さそのものはワラサと変わらないが体高があるので大きい。背びれ腹びれ尾びれを開いて威嚇するからド迫力。俺にもゴツゴツしたアタリ。聞きあげるとすっぽ抜け。ヒラメ40と言われるが、あれだけ明確なアタリでもイワシをモグモグ中だったらしい。予習はしていても実戦で体感してみないとわからんものだ。次のゴツゴツはじりじりしながら待つ。長い。ときおり糸がフケる。グーッと引き込まれたときに聞き合わせ。ずっしりと乗った感覚を味わいリーリング。取り込まれたのは40cm弱のソゲと呼ばれる小型。常連さんはなーんだという雰囲気(柔らかい竿にまどわされた様子)だが、俺には嬉しい初ビラメ。アワセのタイミングはわかったとばかり、続いてのヒットも確実に仕留めて45cm級の2枚目。もう満足、いつもは思いつかない船上での写真撮影。

どんな反応が魚探に出るのか分からないが、しばらく沈黙があると船長は小移動する。同じポイントを流しかえるのではなく、3分から10分かけた、まさしくポイントの移動だ。こうしてポイントを次々移動しながらポツポツと釣らせる。俺も3枚目、4枚目と釣りあげる。僚船が周囲に全く見えなくなったり、10艘近くまとまったりする。外房の広さと魚の濃さを実感する。東京湾ではもちろん相模湾でもなかなかこうはいかない。

正にビギナーラックか。5枚目50cm級を取り込んだ後に、右舷ミヨシ氏が「竿を変えて正解だったね。」出船前に、張りのある中通しを使おうとしていたところ、「型も大きくないから柔らかい竿のほうがひき味を楽しめるよ。イケスが近いほうが楽だから釣り座はミヨシ。」とアドバイスしてくれた30年通うベテランだ。素直に従ったのが奏功したか。60cm級を1枚取り込んだ後続かなかった左舷胴間氏は「白い丸錘は発光?最近効果あるって書かれているよね。」と尋ねる。「そうです。ヒラメ初めてなもので錘買いに行ったら、普通の錘の近くに発光って書いてあったから。寄せる気はしますよね。」と調子づく。

竿や発光錘の効果かもしれないが、丹念な棚取りが一番効いたかと、自分では思う。潮が濁り気味だったので、低めに。底立ちをマメに取る。根がかりの少ないポイントらしいが、フラットではなく、時には2-3mも伸ばしたと思うと直後には同じぐらい巻き上げるほど、起伏がある。捨て糸の長さに応じて。50cmの仕掛けでは50cm浮かせ、うねりでたまに底を打つように、80cmではあまり浮かせずにやや頻繁に底を打つように、いずれも底から1m以内をイメージして。手持ちでも置き竿でも同様。そうこうしているとアタリがでて退屈しない。6枚目を無事取り込んで納竿。途中、大型らしき引き込みを強引にひきはがそうとしてハリス切れ!これは悔しかったが、この釣りの難しいところも体感。船中1-6(二番手5枚2名)で、デビュー戦、竿頭!大満足。「ヒラメ6枚」の釣果メールに、「やったあ、全部家に置いておく」と、裾分け禁止宣言の上さん。手のひらサイズと思っているらしい、ブツをみればガメる気もしなくなろう・・・。

行程1時間の帰港中、横になってウトウト。銚子に日帰り釣行はやはりきつい(前泊がよかろう)。前夜8時に寝て深夜12時に出発。トイレ休憩とコンビニ買い物含めても予想外に早く3時に到着。午後1時30分に港を後にし、連休渋滞も覚悟していたが、携帯ナビが最も少ないルートを選んだか(大井JCから東名へ)、5時前には帰宅。ヒラメを新聞紙にくるんでチルドに入れ、犬の散歩、洗濯、釣具掃除がてらの風呂を済ますと朦朧。バイト後鶴間会合の上さん帰宅と入れ違いに8時には爆睡。翌朝ブツを見た上さん、「こんなん捌かれへん、6枚もどうすんの?!」・・・やっぱり。

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