2009年10月12日月曜日

第2戦 ミニサイズ

2009年10月11日(日) 小潮

三浦丸 21号船
河口沖 水深30-40m
晴れ 無風 波なし うねり少々

ヒラメ 6枚 28cm-38cm
ハタ 1本 30cm

かつて10月10日だった体育の日は2000年以降第2月曜。片道少なくとも3時間かかる外房へは前後に余裕がある3連休の中日が都合が良い。今月からヒラメ解禁になった片貝や大原ならもう少し近いが、初めての港・船宿へ行くには準備不足。慣れてきた外川港三浦丸に3時到着したが、なんと4隅は2番までクーラーボックス。「(左舷だけで)8人もいるのけ?」と船長も言う盛況の中、「狭いけ、もう少し寄りなぉー。」のミヨシ3番。5時前出船。睡眠不足解消にポイントへの行き帰りの小1時間はうたた寝。

アタリがない。トモ寄りで数枚良型が釣れたが、その後は流し替えても船中沈黙。8時過ぎ初ヒット。底での粘りがないなー、と釣り上げたのは、大きなメバルかと思いきやハタ。はじめまして。狙ってもなかなかつれない高級魚らしいが、今日はヒラメ。本命ヒットは9時過ぎ。巻上げの軽さに予想はしていたが、30cmに満たないソゲを抜きあげ。すかさず「コンマイのも煮付けにすれば喰えっから。」の船長アナウンスに船中爆笑、沈滞ムードが和む。10時半トモよりでポツポツ連続。時合いかと、竿先に集中、たまに底をさわる程度の高め棚に修正。1時間で5枚連釣、周囲の羨望。船中渋く20分ほど延長12時20分納竿。船中0―6。型が小さいが、ボウズが多い中のダントツトップ、不満は言えまい。

釣果以外の収穫が5つ。
  1. イワシの種類やサイズに応じた掛け方: ウルメイワシ(?)か、当日のは目が大きくうるんでいて、10cmほどの小ぶり。外れ防止のためだろう、船長は「鼻掛けか、目の手前を横に」とレクチャー。弱りやすいのだろう、「孫針は掛けなくていい」とも。実践の結果、2枚は丸呑みで、他全てはヒラメの口に、親針ががっちり。前回は、15cmほどのカタクチイワシ(?)に、親針を上あご、孫針を背びれの後ろ。二回を通して、イワシのイキの良さの重要性を実感。
  2. 仕掛けの太さ: 6号ロスト後、大型狙いで8号ハリスを使用。釣れたのは小型ばかり。が、太ハリスでもヒラメは喰いつくことを実感。「喰い渋りには細ハリス」は泳がせ釣りには無関係か。特に混んでいるときには、オマツリ防止に少々強引なやり取りもできる太いハリスが安心。
  3. 発光白錘: 連釣は、根掛りロスト後、温存していた発光白錘に変えてから。目立って集魚効果があるのか、ヒラメの縄張り意識か食欲でも駆り立てるのか、前回と併せて効果はありそう。三角銀色の集魚板使用の右隣氏、細工なしで小田原錘の左隣氏は、ともに0釣果。
  4. 柔らかい竿: うねりは小さかったがそれでも、左右の標準的な硬さのヒラメ竿に比べて、底打ちした時のはね方が違う。その分、泳がせエサの挙動も自然で、ヒラメが咥えたときの違和感も少ない気がする。
  5. 棚取り: 連釣は棚を若干上げてから。その時のアタリ棚だったのだろう。慣れてくると、釣れない時は何をやっても釣れないとばかりに、置き竿放置になりがち。が、ほんのわずかな違いでアタることを実感。マダイと同じくヒラメもいつも同じパターンでは釣れないらしい。その日その時にアタる棚取りの探し出しをあきらめるな、ということだろう。
乗客大勢も不満の残る船中釣果に、帰港後船長親子はいつもの弁当・飲み物・お菓子に加えて、お土産のシラスパック配布に忙しい。「ミニサイズばかり6枚」の速報メールに、「いいよ。全部確保。」とにっこりマーク付きの上さん返信。ヒラメとなるとバアバにも知らせぬガメツサ・・・。世話になったがボウズの左右隣氏に一枚づつ分けようかと思ってもいたのだが、そうしなかったのが良かったのか悪かったのか・・・。

BJSミヨシ 40-255+B
ABU5500 PE3号
枝糸8号~6号 80cm~100cm
捨糸4号~3号 50cm~80cm
錘60号 小田原ノーマル、丸発光 

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