2009年12月31日木曜日

2009年のベスト釣行

この時期になると、「なんとかベストN」って記事・番組がやたら多い。そこで思いついた。今年のベスト・ワースト釣行を振り返ってみようと。N=5は多くて面倒なので3で。
  • 記事書込数=60 毎週1回以上釣行したのかとギョッとする。が、
  • 釣行回数=45 なんとならば時事書込が15あるので。月3回の釣行ペース。実感。
  • 魚種別釣行数: マダイ=10、ヤリイカ=8、スルメイカ=6、マアジ=5、シロギス=5、ワラサ=4、ヒラメ=3、ウィリー=2、イサキ=2。
魚種別獲得数ってのは面倒なのでやめておこう。しかし、よく釣行したものだ。その分飲みに行くことがなくなったし、却ってイライラするゴルフをやるより、よっぽど良い。

 
まずはワースト3
  1. 1.ツキのないときは… 自己記録更新のマダイ4連ボ。もう釣り止めようかとも思った一日。それだけに、この次の釣行で3枚ゲットした釣行は嬉しかった。
  2. 2.ワラサ無惨 今年はワラサが爆釣。4本釣った後、欲出して再釣行したらサメにやられて・・・ 船長の言うことは真摯に聞くべし、と反省の一日。
  3. 3.ウリンボと良型カサゴ 去年初挑戦で42cmを釣り上げたイサキ狙い。小さいの1匹しか釣れず、この釣りって難しいとわかった一日。
そしてベスト3
  1. 1.ヒラメ デビュー やっぱりこれでしょう、今年の目標達成。しかも良型6枚ゲット。2回目も6枚で竿頭。ヒラメって楽しい、おいしい、と思った一日。
  2. 2.スルメイカ好調 45杯の自己記録更新で竿頭。今となっては、こんな時もあったな~、な一日。
  3. 3.風にも波にも負けずタイ6枚 大シケ早上がりの中、嘔吐しながら竿頭。この後マダイの顔を拝むのは半年以上かかるとは思いもよらず・・・な一日。
こうやって選びだそうとすると色々あったな~、と思い出す。ベスト3入りさせるか迷った釣行も多い。時事にもその時々の心理状態がにじんでいる。

 
今年の二目標のうち、ヒラメデビューは達成、キロオーバーのマダイは未達。来年の目標は、持ち越しのマダイキロオーバーとひとつテンヤマダイデビューかな。やるぞ。来年の今頃はどんな書込になっていることやら、今から楽しみだ。

2009年12月30日水曜日

2009年竿納め

2009年12月29日(火) 大潮

はら丸 8時船
洲崎沖 水深 160m-200m
曇り時々晴れ 北風 12mのち3m
波2mのち1m

ヤリイカ 2杯 30cm
スルメイカ 3杯 35cm

29日か30日かと迷い、天気予報とにらみ、29日のほうがベターと判断。これが大失敗。洲崎沖に着いてみるとビュービュー吹いていた。後確認12mの強風。今日30日は晴れで3mの風、凪だったろう。ミヨシ3番の左舷には8名。移動中も実釣中も時折波しぶきを浴びる荒行になってしまった。この一年を象徴するかのような釣行だった。

今日で得心した、手持ちの中古プラヅノは全て捨てよう。中古品には全く乗らなかった。乗ったのは全て新品。二流しを中古で開始、左右の常連さんが3-4杯掛ける中、こちらに乗りなし。出船前女将から購入の新品に交換すると2杯。サバに3針もぎ取られた後、再び中古に。全く乗らず。残り2時間でしびれをきらし、船長から新品購入。3杯追加。まだ使えたが、ラスト1時間はあえて中古で挑戦。ダメ。これほどまでに新旧で明暗がはっきり分かれたのは過去になかった。一度イカになりたい、どういう風に見えているのだろう。

もう一つ。強風にはツノ数減らせ。自作は7本針。投入時に竿に絡む。右舷なら隣の人にマツったろう。購入品は5本針。これだと絡まない。もっと本数の多いものも備えているが、大女将も船長も今日の状況から少ない本数のものを勧めたのだろう。一荷が少なく一杯ずつの拾い釣り状況下では手返しの良さから却って5本針のほうが効率的だ。

船中3-15。2回続けてのイカ貧果で今年は終わり・・・。帰港中沖干しスルメを回収していると、遠くの江の島が次第に大きく見えてくる。すっかり凪て、滑るように船が疾走する。そんな順風満帆とまでいかなくとも、先日鹿島でみた日の出のように、来年はありたいものだ。

BJSヤリイカ乗り調子165+B
電動丸1000SP PE3号
ヨリトリリング 中錘なし のち10号
中古 11cm7本針 14cm7本針
新品 11cm14cmミックス5本針 14cm18cmミックス5本針
錘120号

2009年12月28日月曜日

鹿島のモンスター

2009年12月27日(日) 中潮

幸栄丸 第7号船
鹿島沖 水深25m-30m
晴れ 微風 波1m-1.5m

ヒラメ1枚 44cm(700g)

「ドラグしめるな!」怒声が船中に響く。「引いたときは巻くな!」連続アタリなしの二流し目、巻き上げ指示が出た直後だ。いきなり竿が突き刺さった。「喰ってんのか?」と船長がすかさず横に。水面下にユラリと魚影。「で、でかい!」観衆がざわめく。スパッと頭からタモ入れ。ヤバい!そっくりかえって逃げた。「竿立てろ!!」船長の怒声によろめく。ついに取り込まれたそいつ。1mほどの巨体を席上でドタンバタンと踊らせる。後検量9.6kgの怪物ヒラメだ。
すぐ隣の釣り師の獲物だ。右舷トモから一部始終を見た。生涯かけてもお目にかかれるかどうかの代物だろう。船長も「写真とって全国紙に送る。」というほどだ。そのモンスターはすぐ隣にいた…。俺のイワシの目と鼻の先だ。それに喰っていれば、タイトルは“鮮烈!鹿島デビュー”とでもなっていたろう。が、釣りにもタラレバは禁物。二回目という当の本人は「クーラーに入らない…」「おいしくはないんでしょうね…」とあらぬ心配をする。イサキ初挑戦を思い出し、苦笑。大物の40cm超を2枚釣り上げ、「イサキってデカイんですね。」と言いながら20cmクラスをリリースしていた俺。釣歴20年のベテランから「バカ野郎、40cmは一生やっても釣れるかどうかの代物だ」と怒鳴られ、船長からは「リリースするな、それが普通のイサキだ。」とたしなめられたものだ。彼もその頃の俺と同じような心境だったのだろう。すごいことは頭で理解はするが、そのレベルが実感・体感できないのだ。後になってじんわりと味わうだろう。そういうものだ。ともあれ、良いものをみさせてもらった。二流しで今日は終わったような気分にもなってしまったが…。
俺は結局、4回のアタリで1枚獲得。1回目は前アタリだけで喰い込まず。2回目は孫針にガッシリ、結構待ったがアタマから喰い直す前に掛けたもの。3回目も前アタリのみ。最後の流しにきた4回目のアタリ。ジリジリと待ちながらも、活性が低くてまた喰い込まないのではないかと不安。軽い引込を見て、孫針掛けを狙った聞き上げ。痛恨のすっぽ抜け。「やられちまったろ」と操船室から船長の声。よく見ている。記録は船中0-6。実際は全員持ち帰った。4人ほどボウズが残っていた時点で、船長がそれぞれの釣り座で釣り上げてみせた。さすがだ。

今回の気づきを3つ。
  • 前2回の釣行に比べてアタリが少なかった: が、マダイと同じくボウズ覚悟のヒラメのこと、これが普通なのだろう。それだけに逃した3回のアタリがもったいない。これをどう確実に仕留めるか、が課題か・・・。
  • 外川の60号に対して、鹿島は80号: この錘では、さすがに40号負荷表示のマダイ竿では柔らかすぎる。新調するほどの経済的余裕もないので、所有物の中では、中通し竿か、古い硬めのマダイ竿のほうが良さそう。
  • 発光丸錘は奏功せず: 今回はキラキラ光る錘(大物釣った左隣氏も使用)にアタリが多かったようだ。両方準備してあれこれ試すのが良さそう。
「たった1枚?フン!」と、不満顔の上さん。多けりゃ捌けないのにと、少なけりゃ好物なのにと、どっちにせよ文句を言う。「うるせー、お前に何がわかる」の思いは口にせず、「まっ、ボウズ覚悟の釣りでおいしいサイズ釣れたんだから。でも少なかったし、デカイの釣った人もいるから、近いうちにまた行ってくるかな・・・。」と、次回釣行を正当化(?)しつつ、内心雪辱を誓う。

BJSミヨシ 40-255+B
ABU3000 PE3号
幹糸・枝糸6号80cm~60cm、捨糸4号50cm
発光丸錘80号

2009年12月20日日曜日

キスのアタマを喰ったのは?

進丸 8号船
猿島南沖 晴れ 水深30m 中潮
西風 3mのち5m 波 1m

シロギス16本 17cm-23cm
トラギス1本 20cm 他リリース

潮・風が良さげでヒラメに行きたい。鹿島も大原も好調で、船宿のあたりもつけた。が、昨日は所用で行けず、今日は休みの上さんがマーガリンの散髪を16時に予約したので連れて行けという。ならばと午前シロギスで、あわよくば泳がせで何かを、と目論む。6時に着いたが先客が両トモを占めており、左舷ミヨシに。8名乗せて7:30出船。「ハモノ良い?」に、船長快諾。先日、イナダが喰ったという。

アタリがよくわからなかったが、一投目からピンギス。これ、これ、とばかりに泳がせ開始。シロギスは、船宿仕掛けの胴突きお古を使用、よく当たる。すっぽ抜けが多いので、飲ませ気味で掛けると、ポツポツ。泳がせ竿がズルーっと沈み込む。何か喰ったか、それとも根掛りかと、聞き上げると、何やら重いが、引きがない。巻き上げてみると、キスの後頭部にかまれた跡がある・・・、何だったんだろう?タコか?その後、もう一度噛み跡があったが、針掛りに至らず。

朝焼けがきれいだったので晴れ上がり、富士もきれいに望める。後半はシロギスの喰いも落ちて、ポツリポツリ。飲み込まれて胴突き仕掛けがなくなり、天秤仕掛けに変えるとますますペースダウン。広くサビいて探ろうと投げるが、潮の影響で着底後すぐに船下まで来る・・・。船中17-36でスソ。泳がせに気を取られて、シロギスの数は伸びなかったが、型が良い。頭に浮かぶ、臭みがなく表面カリッと中ホクホク・・・、今夜は天ぷら!

BJSライトゲーム64 155I+B18
ダイワスピニング PE1号
胴突き2本針、天秤2本針

BJSミヨシ 40-255+B
電動丸1000SP PE3号
ヒラメ用泳がせ仕掛け

2009年12月13日日曜日

風の洲崎沖

2009年12月12日(土) 若潮

はら丸 8時船
洲崎沖 水深200m-230m
波2mのち1m
曇りのち晴れ 北東の風12mのち5m

ヤリイカ 3本 胴長25cm-30cm
スルメイカ 3本 胴長35cm

7時出船の喜平治丸に行くべく、4時15分に起床。気象チェック、静まるはずの風が昨日同様15m。さらに出船時刻の遅いはら丸へ。同じように考える人が多いようで、受付店内混みあう。「乗れないかな~」と困惑顔していると、察したか大女将が「久しぶり~。数か月来なかったんじゃない?大丈夫席あるよ。」と右舷トモ2番。片舷8名ずつ乗せて定刻出船。慣れない人も多く、常連さん2名呼び出されたらしい、中乗りさんとして計3名が竿を出さずに面倒をみる。

城ケ島西沖で開始、探索時間が長い。空振りの一流しであきらめ、洲崎沖へ。12mに下がったとはいえ、風はきつい。投入した仕掛けが風にあおられ、トモ氏の竿に絡む。出船前に挨拶兼ねて一言二言話しているので、嫌な雰囲気にはならない。船中ポツリポツリと上がるが、俺には来ない。イカはしばらくぶりで、乗りが良く分からない。波の上下による重みを乗りと勘違いしたか、空揚げする。かと、思うと足だけついていたりする。昼まで釣れず。なぜか焦りもなく、意気消沈することもない。伊豆半島越しに望む富士がきれい。(撮影が下手で写真ではそう見えないが)

午後になって波風治まり乗りだす。周囲の型が良いのを見て、仕掛けを14cmに交換。ずっしりの手ごたえはスルメ。次いで中型ヤリ。午前もポツリポツリ釣っていた左隣氏は4点掛けも。出船時新品仕掛けを下していた。やはり仕掛けは新品が良い。サバにもやられるが、潮回り中のツノ交換を楽しむ。ポツリポツリと追釣して15時沖上がり。船中0-15。スルメ・ヤリ併せて6杯は不本意ながら、久しぶりのイカ釣りを堪能。定番の刺身やイカ丼に飽きたのか、上さんがヤリイカのトマトスパゲッティに。美味い。

BJSヤリイカ乗り調子165+B
電動丸1000SP PE3号
ヨリトリリング、中錘なし、120号
ブランコ仕掛け ビードロ11cm7本針、ピッカピカ14cm7本針

2009年12月7日月曜日

スリルとサスペンス

2009年12月7日(月) 中潮

三喜丸 7号船
久里浜沖 水深55-60m 曇り
波1.5m-1m、風北東9m-5m

マダイ 3枚 400g-600g
イシダイ 3枚 300g-500g

昨日ブログをUp後、仕事状況を確認、問題ないので今日の釣行を思い立ち、休暇を連絡。夜、日曜のマダイ釣果チェック、どこも散々。4連ボ中だし、風もありそうだし、止めようかと迷う。マダイブログをみていて長らくご無沙汰な船宿に気づく。平日で三喜丸なら釣れそうな気がする。

3名の大名釣り。久里浜沖も周囲には3艘しか見えない。「55の50」と船長がスタートのアナウンス。すぐにヒット。慎重にやり取りしていると、ガッガッ、プツン・・・。な、何だ?ドラグゆるいのに?とチモト付近でスパッと切れたハリスを眺めていると、船長「サメがいっから、アタリが出たら竿掛けのまま高速で巻き上げて。」・・・って、そんな釣り、聞いたことないよ。

直後にまたアタリ。すぐに電動オン。おっと、すっぽ抜け・・・。次のアタリは竿で聞き上げて針掛りを確認後電動オン。すぐにプツン・・・。2.5号ハリスでテンション掛け過ぎたのか、それとも巻上げに遅れてサメの餌食か。活性高そうだし、と5号ハリスに。またすっぽ抜け・・・。ようやく上がったのは、20cmほどのイシダイ(後にリリース)。次のヒット、やっぱり巻上げ中にプツン・・・。なんと、5バラシ!細ハリスを切られないようにやり取りするマダイ釣りが、今日のは全く別物、すっぽ抜けかサメかのスリル。アタリが多くて楽しいが、こりゃー参ったなーと思いつつ、回収早巻きするとヒット。慌てて高速巻上げに変更。やった、ついにマダイ取り込み、7か月ぶり、5連ボ回避!

途中1時間ほどの沈黙とソウダの猛攻はあったものの、アタリは頻繁。喰い込ませて電動ONのタイミングをなんとか見つけて、マダイ・イシダイを追加する。が、サメに献上する数のほうが多い。それともテンションのかけ過ぎかの思いが頭をよぎる。と、出たー、頭とハラワタだけのマダイ。サスペンスだ。しかも、とほほほ、このアタマが取り込んだどのマダイのより大きい・・・。なるほど、型が良いほど巻上げ速度が遅く、サメにやられやすいわけか。準備のハリスも底をつく。切れたハリスに針をかける、4回も。帰港中に思う、速度一定モードでやればよかった、テンション一定でなく。後の祭り。

船中3-10。つまりスソ。だが久しぶりにマダイを拝めて気分上々。イシダイも釣れたし。ずいぶんサメに献上したが、面白い釣りだった、スリルとサスペンスが。

BJSミヨシ 40-255+B、電動丸1000SP PE3号
夢の天秤、サニービシL80号、クッション1m
ハリス3号7m、2.5号6m2本針、5号7m、テーパー6号6m+3号3m、4号6m3本針、等々

2009年12月6日日曜日

2009年の誕生日

良く寝た。昨日誕生日に帰国。珍しく眠気が来ないのでのんびり11時半まで飲んだ。それでも時差ボケで夜中に目覚めるだろう、そうなれば釣行しようと思っていたが、起きたのは6時半。自分で思うよりも疲れていたようだ。

久しぶりの海外出張だった。2年ぶりだろうか。日米の方向性を一致させること。その前に国内でのベクトルを合わせること。経営と現場が離れている、現場間も。米国内も同様。上下左右でバラバラ。非難や批判が随所に噴出する。それを提案や挑戦に変える。外圧の高まりに乗じて特に11月に入ってからは目まぐるしく駆け抜けてきた。まだまだ紆余曲折するだろう。が、少なくとも同じ方向を向いて様々な人々が様々な力を発揮し始めた。懐かしい面々が元々持てる地力を発揮しだし、新たな面々が新鮮な力を見せ始めた。目標は高く道のりは途方もなく険しい。もはや悲観するまでもない、ただ楽しむだけだ。

そんなこんなが可能なのも、上さんの順調な回復ぶりがあってのことだ。出張中に4段の表彰。もうメンバーリストの古参側に位置するらしい。それだけ継続が至難だということだし、気は抜けないが、様子からはもうなんら心配するところがない。昨年はどうだったのかとブログを振り返る(2008年の誕生日)。3段の表彰式に出かけたことを思い出す。今年はいけなかったが、一人で行ってきたらしい。残るパニック障害の克服に向けて、これは大きな前進だ。出張不在中の発作を一番恐れていたが、予期不安すらも全く起きなかったという。文句たれながらもバイトを楽しんでもいる。家事でもかつての細かなこだわりを取り戻しつつあるようだ。疲れたろうからと昨夜は、マグロカルパッチョやサザエ壺焼きを始め、あっさり系のつまみを取り揃えて、いつもより少し高いワインで誕生日を祝ってくれた。弁当で済ませていた3年前を思い起こすと、その回復ぶりが本当に嬉しい。音沙汰なしの長男Tにも会ってきたらしい(こちらは相変わらずのようだが)。新たな薬の効果か。このまま順調な克服を祈る。

いい天気だ、無釣行にもったいないぐらいに。今年の目標キロオーバーのマダイが未達。正月用にはこっちのほうがいい、とリクエストの強いヒラメも仕留めねば。不在中にバイト仲間とパーティして、ストックも持っていかれたらしく、イカもないよとの声も久しぶり。今年の残り3週末、狙いは決まった。マダイ、ヒラメ、ヤリイカ。