<下船・帰宅編>
1)帰港: 礼に始まり礼に終わろう
減速すると港は目の前だ。釣り座に戻って忘れ物がないか再確認。緩衝材を船の外に戻す。着岸したら下船時にぜひ、「お世話になりました。ありがとう。」の一言を左右の釣り人や船長・中乗りに。釣果の優劣にかかわらず、船上での時間を楽しんだことに違いはない。気持ちよく下船したいものだ。水道水があれば、ロッドとリールをさっと洗い流しておこう。塩分によるサビや固着の防止になる。タックルやクーラーボックスを車に積んだら、ジャンパーやタロペットを脱いで(あるいは着替えて)船宿に戻ろう。
2)船宿にて: 軽食やお茶を楽しむ
船宿によるが軽食やお茶を出してくれるところが少なくない。そば・うどんやラーメンであったり、味噌汁であったり、おにぎりやちょっとした弁当であったり、色々だ。夏場の火照った、あるいは冬場の凍えた体を回復してくれる。せんべい等のお菓子類が置かれている船宿も多い。いくつかいただいておこう。船では自分で思う以上に体力を消耗しているもので、帰りのドライブは眠い。特にロングドライブでは、お菓子類は眠気さましに重宝する。
3)帰宅: 道具ごと風呂に入ろう
朝早く起き、船に揺られ、魚に翻弄され、眠気をこらえて運転し、ようやく帰宅したころにはフラフラだ。つらいのが後片付け。すぐに横になりたくなるが、道具や衣服を洗っておかないことには、傷むし匂うことになる。帰宅したら、座ることなく一気に洗濯・掃除してしまうのが、お勧め。荷物一式を車から家に運んだら、以下の手順ですますと楽々。
- 洗濯: ジャンパー・タロペット・タオル等汚れた衣類を洗濯機に。
- 魚処理: クーラーボックスから魚をジップロックやラップしてとりあえず冷蔵庫に。慣れてくればこのとき鱗や内臓等の下処理もしてしまう。
- 風呂: 空になったクーラーボックスと釣り道具一式とともに風呂へ。
準備から帰宅まで沖釣りの過程全てを楽しんでしまおう。他にも、船宿・釣行日の選定や魚捌きなど、楽しみは尽きない。計画編や調理編は、いずれまた。
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