2010年12月12日日曜日

粘り勝ち

朝焼けの剱崎・間口港
2010年12月12日(日)釣行
喜平治丸 8号船
剱崎沖 水深130-160m 波1m 小潮
晴れ 北東の風5-13m

ヤリイカ 14杯 胴長17-40cm
マサバ、ゴマサバ、マトウダイ 混じり

「今日はどこへ行くんですか?」と今シーズン初のヤリイカのポイントを聞く。「剱崎沖。1日にThe Fishingで大塚さんがヤリイカで収録してえっちゅうから、釣れねーから番組にならねーんじゃねーかっちゅうたんだども、5人で20-30だったからまぁまぁみてーで。」と船長、出船前の会話。18日か25日の放映らしい。まだ本格化していないヤリイカを始めるとWEBにあったので、慎重な喜平治丸にしてはめずらしいなと思っていたが、なるほど、そういうことだったのか。釣り人のほうは慎重なようで、絶好調で盛況な3号船アオリイカに比べて、ヤリイカは3名。大型船にもかかわらず仲乗さん含めて4隅だけの左舷トモ。しまった、イカタイ用の泳がせ仕掛けを忘れた、こんな大名釣り滅多にないのに…、まぁヤリイカそのものが釣れなきゃどうしようもない、などと考える。定刻7時に出船。

イカタイなどと欲張ったのがいけなかったのか、序盤さっぱり乗らず。ようやく掛けたらサバに振り落とされる。7本針にパーフェクトが2回、…サバだが。一匹だけ太ったマサバが混じったので持ち帰る。直結に代えてサバは回避できたが、まるでアタリがない。ブランコに戻し、9時になってようやくヤリイカを取り込む。周囲に僚船はない。中盤、群れが小さくてピンポイントなのだろうか、船長も懸命に追う。洲崎沖や沖の瀬に移動せず、あくまでここで粘る腹らしい。収まるはずの風も止まない。12時で4杯。こりゃあダメか、泳がせたかったなー、などと考える。三浦半島に房総半島、遠くに伊豆半島、城ケ島越しに富士山を望む。船上からの絶景に癒される。

大中小のヤリイカ。
右端は胴長40cm
終盤、マトウダイかなー、でもマークの的がないなー、と30cmほどのそれをリリースした。が、帰宅後調べるとやっぱりマトウダイだった。旨い魚らしい、もったいないことをした。その次の流しの落とし込み中、150mの底まであと20mというところだった。不意にフケた後、竿がガタガタ。またサバが回ってきたのかと、ウインチで高速巻き。が、竿の挙動がサバらしくない。もしやと置き竿のまま中速に変更。海面に出てきたのはヤリイカ。1、2、…、なんと4点掛け。サバと勘違いしたので、苦笑いしながら取り込む。再投入で1杯追加。再々投入で、仲乗りさんもデカイっぺと言う胴長40cmと35cmの大型ダブル。都合7杯の大流しになって、ツ抜け、溜飲を下げる。船長の粘り勝ち。その後もポツポツ、終盤の2時間だけで10杯追釣して帰港。船中8-20なので14杯は上出来。名物ラーメンで体をあたため、気分良く帰宅。

シマノ BJSヤリイカ乗り調子165+B、シマノ 電動丸1000SP PE3号
ヨリトリリング、中錘なし、11cmブランコ7本針等、オーロラピッカピカ等、錘120号

2 件のコメント:

  1. こんにちは、まーです。いいですねヤリイカ、私はヤリイカってやったことないんですよ、難しそうで・・・14杯はりっぱですね。9日のアマダイは風で時化になり11時に早上がりでボウズでした^^;

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  2. まーさん、ありがとうございます。
    イカは長い仕掛けに慣れてしまえば、魚よりむしろ簡単ですよ。船長が群れにタイミング良く当てて釣らせてくれるので、ヘボな自分でも大丈夫です。9日は強風の中出撃されたんですね、お疲れ様でした。自分にはアマダイのほうがよっぽど難しくて、一回やったきりです。

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