2013年9月24日火曜日

素泊まり

旅館やホテルで夕食も朝食も取らずに泊まるだけのことを素泊まりという。釣行前に宿泊する場合、宿への到着が遅くて夕食を抜き、朝食時には船上なのでこれも抜いた素泊まりにすることも多い。なにより経済的だ。

上さんと一泊二日の波崎・外川釣行。先週の予定だったが、台風18号の進路を読み切って、ホテルのキャンセル料を回避できる三日前にキャンセル。平日の24日に休暇を取り、23、24日に順延した。平日前なので宿泊料が割安だ。前回二連釣にくたびれた上さんは、初日のみ釣行して、二日目は俺が帰港するまで宿でゆっくり寝たり温泉につかったりする計画。幸い12時とチェックアウトの遅いプランを発見。ならばと素泊まりにせず、夕食は二人で、朝食は上さんのみ取ることにした。
銚子港停泊中の
海上保安庁巡視船つくば。


折しも23日は波崎のアカムツ大会(これも先週16日の予定が順延されたもの)。二人で再エントリー。3時間弱のドライブを経て港に到着。道中いつものように爆睡の上さんはスッキリした顔で、さっさとサロペット・長靴を履いて準備万端、大好物のアカムツを自ら数稼ぐと気合満々だ。4時大会受付所に参加者が集合。主催者が挨拶してルール説明と思いきや、「昨夜12時から風が強まり今も15mの強風。波も3m弱あるので残念ながら大会は中止とします。朝早くからお疲れ様でした、参加賞を受け取ってお帰りください…」と。がっくりと首をうなだれる上さん。車に戻るや否や、矛先は俺に向けられる。「どないすんのー、泊ってもしゃあない、もう帰ろ!」ホテルのキャンセル料を回避できないから今日は観光で時間を潰し、なんなら明日のヒラメに一緒に行こうとなんとか説得。ファミレスで時間を潰し、車中で仮眠後、やっと営業時間になったウオッセや地球が丸く見える展望台などを見て回る。

風見鶏ならぬ風見魚

犬坊埼の北側波崎は北風に弱いが、南側の外川は出船した様子。12時過ぎ、外川港に立ち寄り、帰港した三浦丸船長に今日の模様を聞く。「トップで4枚だ。うねりがきつくてダメだぁ。沖縄に有るの(台風19号)は問題ねぇけんど、真下(真南)に有るやつぁ(台風20号)うねらしてどうにもなんねぇ。」こりゃぁヤバそうだと「明日は風弱まるみたいだから出れっしょ?」と聞く。「だんめだ。もっとうねっから出らんね。今から断りの電話いれんだ。良い日にまた来てくんろ」と船長。…まさかの二日連続出船停止。めまいを覚えながら振り返ると、車中でやり取りを聞いていた上さんは頬がハムスター状態。

とぼとぼとホテルにチェックイン。ゆったりとした時間を温泉と夕食で楽しむ。朝食後さっさとチェックアウト。昼前に帰宅。食事は美味く寝心地も良かったのだが、釣行なき宿泊…。前泊でも後泊でもない。これが本当の素泊まりだ。