2013年10月27日日曜日

数釣りは楽しいが…

中小63匹のアジ…
この数になると並べる気がせず
クーラーからぶちまける
2013年10月27日(日)釣行 小潮
忠彦丸 第3倖運丸 左舷ミヨシ3番(左9、右9)
7:30出港 11:00納竿 11:20帰港
横須賀港内 水深15m前後 波0.5m
晴れ 北北西の風5-2m

マアジ 17-25cm 63匹
ゴマサバ、イシモチ混じる

土曜に台風27号一過、日曜は秋晴れ釣り日和。外洋はうねりが残りそうなのでヒラメはパス。穏やかな東京湾でお上御所望のアジ。「何匹釣れたか早めに連絡してよ、それによって(つみれ)鍋の買い物するから」の仰せに、「20匹もありゃあできるだろ、準備しておきな」と言い残す。

横須賀港前の一流しは喰いが立たず、潜水艦を横目にすぐに港内に移動。自衛隊艦船3艘が停泊するすぐ目の前で再開。ポツリポツリと釣れ始めるが、船長は「反応は真っ赤だよ」という。喰い棚が限られていると読んで、底から1~3mを50cm刻みで探る。1m上げて50cm3回コマセを撒いた2.5mですぐに喰うことを発見。

入れ食いモードに突入。小型が多いが時折中型も混じる。ためてダブルもできるが、海面でバラスことも多い。水深が浅いので手返し重視で一匹ずつ確実に取り込むことに。タナ取り後すぐにアタる。取り込んですぐに再投入。またアタる。空揚げがほとんどない。忙しい。オニギリを喰う暇がない。置き竿にしてタバコに火をつけている間にアタっている。

横須賀港の遊覧船が満員のお客を乗せて、自衛艦と釣り船の間を行き来する。日だまりと忙しさに軽く汗ばむ。あれよあれよと言う間に11時納竿。実釣3時間で63匹の自己記録。船中7-63の竿頭。このところマグロやアカムツなどのんびりした釣りが多かったが、久しぶりの数釣りを存分に堪能。

「中小63匹」の釣果報告に応答がない。「買い物中ならビール頼む」にも無応答。家に着くと「風邪ひいた」と寝込んでいる上さん。…げげげ、大量の魚、一人で捌くのか…。

美咲ライトマスター改 + アルファタックル両軸リール PE1号
天秤40cm、金ビシ40号 クッション30cm → 外す 1.5号2本ムツ針9号

2013年10月20日日曜日

強風時は休むに限る

今週末はヒラメ釣行の予定だったが、土曜は風が強い。船は出るだろうが楽しめなかろうと断念。釣果を見るとやはりうねりで苦戦した様子なので正解だろう。今日日曜は朝から雨。午後には風雨も弱まる予報だ。肌寒くなってきて鍋が恋しくなってきたらしく、つみれ鍋用のアジを午後船で釣ってこい、とお上は御所望。9時現在、北風が海ほたるで12m、本牧で11m、観音崎で15m、洲崎で17m。…これでは動く気になれぬ。
台風26号がもたらした大雨が伊豆大島で土石流を起こし、死者も不明者も20人以上。上陸したことはないが相模湾釣行時にはいつも眺めているだけに心が痛む。今週中には台風27号が近づく。勢力・コースとも26号似ているだけに、災害が重ならないことを祈る。

2013年10月14日月曜日

釣りに行くぞ

アカムツ。二人で10匹♫
2013年10月13日(日)釣行 長潮
浜茄子丸 左舷トモ3、4番 (左9、右9)
4:50出港 11:50納竿 13:00帰港
寒猫根 水深120-130m 波2-1m
晴れ 西北西後南の風3-5m

アカムツ 5匹 20-35cm
Sさん 5匹 25-40cm

沖釣りを初めて間もなくの頃、誰かと釣行しても、自分が釣るのに精いっぱいだった。今は、自分はさておき、同行者に釣ってもらいたいと思う。かつてキス釣りを教わった仕事仲間のSさん。このところ塞ぎがちなので、遠路波崎までアカムツを「釣りに行くぞ」と強引に連れ出す。若干早めに着き、胴間に並んで席を確保。もっとも気掛かりだった天候。満天の星空から快晴になり、暑くも寒くもない。朝方の風やうねりもポイントに着く頃には収まり、上々のコンディション。後は釣らせるだけだ。

雨具と長靴以外は一式貸す。タックルはヤリイカ用を使ってもらう。高感度でアタリを捉え、乗り調子なのでバラシを低減できるはず。俺はガチガチのスルメ直結用だがなんとかなるだろう。数年ぶりとは言え、釣り経験のあるSさん。手取り足取りはかえっておせっかいだ。アカムツは初めてなので、仕掛けや餌付けや釣り方等問いに答えるだけにとどめる。第一投の着底を済ませ、様子を伺う。遅れたものの投入も底取りも問題ない。誘いもできていると感心していると竿先にアタリ。しっかり捉えて巻き合わせた後電動スイッチをオン。あっさり船中第一号を釣り上げたSさん。「やるねー、さすが師匠」とタモ入れ。自分のことのように嬉しく、同時に妙に安堵する。以降オマツリ解きなどアシストも最低限にしつつ、釣りを楽しむ。

浜茄子丸WEBから。Sさんの40cm
船中ポツポツ釣れて2-10。俺は5匹。一匹目後しばらく沈黙の続いたSさん。水深変化にタナが上ずっているようなので、底ダチを頻繁に取り直すようにアドバイス。復調して5匹。「これは大きいと思う…」と良型も釣り上げ、船長が写真撮影。センスの良さを感じたのだろう、仲乗り役の若船長も「よく釣るねー。(タックルは)借り物でしょ?揃えればいいのに」と感心。本人は「釣りそのものが初めてだと勘違いされたのでは」と言う。その謙遜的な性格が自らを塞ぎがちにしてしまうのだろう。

渋滞がひどかったが自宅までこれも半ば強引に連れ帰る。釣りたてのアカムツを刺身、握り、塩焼きにして、上さんと三人で楽しむ。経験が似る二人は話が良く合う。「こんな気持ち、この人には絶対わからへんよな、なんでも有無を言わさずやもん」と、上さんは同士を得たりとばかりに、塞ぐことのない(と思われている)俺をダシにするが、二人とも大笑いで嬉しい。マグロ漬け丼茶漬けで閉め。久しぶりの来客に上さんもはりきりったのだろう、料理以前に、部屋も風呂もキッチンもトイレもきれいになった(ニヤリ)。ともにかつてのハツラツさを取り戻すことを祈る。


スルメイカ直結120+B フォースマスター2000 PE3号
錘150号 自作幹8号枝6号60cm2本ホタ針
 
Sさん
ヤリイカ乗り調子160+B 真鯛SP1000 PE2号
錘150号 市販幹8号枝6号50cm2本ムツ針

2013年10月6日日曜日

潮よりコマセ

2013年10月5日(土)釣行 大潮
育丸 大船長船 右舷トモ1番(左4、右4)
6:30出港 13:30納竿 14:00帰港
剱崎沖 タナ50-60m 波1-2m
小雨後曇り 北北東の風7-9m

ワラサ 0
サバフグ、ヒメ リリース

前日シケに踏ん張った体が痛む。この日も波風強いが月例仕立てで久しぶりの連釣。狙いはワラサ。後ろ左舷トモ一番のTさんが早速釣り上げる。右舷ではミヨシ一番のMさんが連続ヒット。型が良くなり3-4kg台。俺にもヒットしたがすぐに針折れ…。昨年の仕掛けで針に小さなシミが浮いていたが、錆びていたらしい。塩抜きしていたつもりだったが、やはり針は使い捨てるべき。以降アタリを出せず。10号から8号にハリスを細くし、6mから4ヒロに長くしたが奏功せず。船中0-5。前述二人が気を吐き、他は0-1。

好調だったワラサも終盤だが、俺の今期の成績は悪い。思うに原因はコマセ撒きの甘さ。先週青物用ビシを高切れロストし、普通のプラビシを使用。Tさんは青物用プラビシ、Mさんは船宿の大型アンドンビシ。好釣果の二人は釣り座が離れているので潮は関係ない。船団を広く回遊するワラサをせっせとコマセを撒いた二人が引き寄せたということだろう。手返しは2-4分にしていたが、置き竿でパラパラと撒くイメージでいた俺には寄せられなかった。忘れていたが、やはりワラサはドカ撒きだ。

クーラーに入らなくなったTさんが一匹贈呈してくれたが、他に譲る。土産なしに上さんも安堵の表情。冷凍庫がまだマグロ柵で埋まっているからだ。片切れ解凍してマグロ納豆。美味。一週間経過してもまだまだ生でいける。

BJSアオモノM200改 + フォースマスター3000 PE5号
天秤70cm クッション1m プラビシL80号 8-10号6-7.2mヒラマサ13号1本針

居ると言えば居るが

今期初ヤリイカ。まだ小さい
2013年10月4日(金)釣行 大潮
平安丸 8号船 左舷トモ3番(左7、右7)
6:30出港 13:40納竿 14:10帰港
真鶴沖~初島沖 水深100-160m
曇り時々雨 北東の風3-10m 波2-3m

ヤリイカ 6匹 胴長17-25cm
スルメイカ 2匹 胴長25cm
サバ 2匹 サバ餌用にキープ

繰り延べしていた夏休み。東伊豆でヤリイカが釣れ始めたと聞き様子見に。真鶴沖から探索。直結で始めるが、波高くバラスのですぐにブランコに交換。スルメとヤリのダブルだけで初島沖へ移動。ここも風波強くイカの群れを捉えにくい。アタリが取りにくい上に、せっかく掛けたイカを海面で波にさらわれる一幕も。巻上げ中の波に対応できていないのか、身切れ足だけも数匹。結局6匹だけ追釣して計8匹で終了。船中2-13。小型に中型が混じる。日並の良い日を選べば、楽しめそうだ。

BJSヤリイカ乗り調子165 + フォースマスターMK2000 PE3号
ヨリトリリング 錘120号 11cm直結8本 ⇒ 11cmブランコ7本
濁潮なため水中ランプを試してみるが効果不明