2014年10月26日日曜日

ありがたい午前船

走水のアジは金色に輝いて
いつ見ても旨そう
2014年10月26日(日)釣行 中潮
関義丸 8号船 左舷ミヨシ5番(左12、右12)
7:30出港 12:55納竿 13:10帰港
走水沖 水深35-45m 波0.5m
曇りのち晴れ 東北東の風4-2m

マアジ 21匹 25-35cm

栃木に出張で金曜は深夜帰国。土曜には歯科、皮膚科と巡って、チェックアップ。いずれも全く問題なし。その後iPad Air 2を見て回る。出張時に持ち歩くパソコンが重く、タブレットを所望するが社給されない。私物を活用することに。ノジマ、AUショップと回ったが、予想通りいずれも品切れ。ダメ元で尋ねた3軒目に希望の品があった。15分ほどの手続きで使えるようになった。薄い、軽い、速い。宿泊釣行時のブログ更新もこれでできるだろう。日曜にはこれで遊ぼうかとも思ったが、晴れで風無しの天気予報に無釣行はもったいない。かといって一日船に乗ると夕刻帰宅後がせわしない。こういう時には半日船が良い。久しぶりに走水港・関義丸の午前船でアジと戯れる。

33人での仕立てが入ったとかで乗合は8号船のみで満船。釣れすぎたら仕立ての初心者に配ろう。などと考えていたら、さっぱり釣れない。よくある話しだ。3投目に一匹釣れた後、沈黙。潮が速く20号の増し錘をつけていても吹き上がり気味だ。タナ取りが難しく、船中で苦戦している。第3海堡の南でポイントを転々とするが好転しない。残り一時間となって船長は走水前に大きく移動。これが正解。入れ食いで20匹連釣。もう充分と10分ほど早めに竿を片付けたので、3分に1匹を切るペースで釣ったことになる。始めからこういかないものかとも思うのだが、そうもいかないのが自然相手の釣り。

渋滞前に保土ヶ谷バイパスを通り抜け、修理に出していたヤリイカ竿を受け取り、後輩Yに8匹引き取ってもらう。帰宅、洗濯、風呂、清掃を済ませて、このブログを書いているが、それでもまだ15時半。これは楽だ。アジを刺身とナメロウにして今夜の肴にしよう。余りを開きにする。お上得意のアジフライがつかないのが残念だ。昨年までのアジ要請がないので釣行回数が極端に減ったが、久しぶりにビシアジ釣りを堪能、満足である。

ダイワ中深場73-H205 + シマノフォースマスター2000 PE3号
ビシ130号+20号増し錘 天秤50cm クッション50cm 1.5-2号2m2本針

2014年10月19日日曜日

疲労回復の五目釣り

裾分け後に残した魚たち。この後、
イナダは刺身、マダイは塩焼き、
サバは釣り餌に。
2014年10月18日(土)釣行 長潮
つね丸 17号船 右舷トモ4番(右8、左8)
6:00出港 13:00納竿 13:30帰港
佐島沖-城ケ島沖 水深40-90m
晴れ 北北東の風9-3m 波0.5m

マダイ 2匹 25cm
イナダ 2匹 45-55cm
アマダイ 1匹 25cm
小マダイ、イトヨリ、ヒラソーダ、ゴマサバ等リリース

心理的に慌ただしい一週間だった。仕事は将来を左右する重要な複数の局面にあるが、毎日状況が変化し、その都度対策を練り直し、日米で組織的に24時間稼働する。精神的な疲労に加えて、金曜には4か所を移動して身体的にも疲弊した。この週末はごろごろして不足気味な睡眠を回復するかとも思った。否。こういうときだからこそ、沖に出てリフレッシュする。そもそもそのために仕事しているのだ。目的と手段を逆にしてはならない。次に失うのは自分自身だ。

とは言え、ヤリイカやアジあるいはウィリーやテンヤマダイのように忙しい釣りは避けて、船上でぼんやりのんびりしたい。こういうときはコマセマダイがうってつけだ。風が少々あるが、波はなく、空が高い秋晴れの下、置き竿でのんびり魚信を待つ。つね丸は、佐島から10分の真沖から三戸浜沖、城ケ島西から南へと、三浦半島西岸のポイントを転々と南下しながら攻める。この季節はマダイ以外にもイナダ、ワラサ、イシダイ、アマダイ、ヒラソウダ、メジナ、サバ、イトヨリ、カイワリなど多彩な魚たちが、飽きない程度に顔を見せて楽しませてくれる。その度に思わず笑みがこぼれて癒される。秋は五目釣りに優しく、最高の季節だ。左隣右舷ミヨシに陣取った初心者4人組にも様々な魚が顔をみせ、喜々としてクーラーにしまう様子が微笑ましい。

そういえば、俺もかつてクーラーに入りきらないほどの魚を全て持ち帰っていた。せっかく釣れたのだからという心理からなのだが、大抵食べきらず、その処分にお上を困らせた。「どないすんの、こんなに」と文句を言われることもなくなったが、自分で処分しなければならない。今では、持ち帰る魚よりも、海にお帰り頂くあるいは海鳥に裾分けする魚のほうが多くなった。魚好きなお隣Nさんに裾分け後、マダイを塩焼きにして仏壇に供える。正月以来の好物に、うまいうまいと食した姿を思い出しながら、イナワラのトロ刺身とカマ塩焼きを肴に酒。仕事が何だったか全て忘れて熟睡。混沌とした時期に久里浜の病院から羨ましく眺めて知った沖釣り。今にして思えば、お上が引き合わせたようなもので、必然だったのかもしれない。

シマノBJSミヨシ40-255+B フォースマスター2000 PE3号
天秤70cm プラビシL80号 クッション1.5m 3-5号6-10m1-2本針

2014年10月12日日曜日

これぐらいで勘弁したろ

山盛り60杯
2014年10月11日(土)釣行 中潮
平安丸 1号船 左舷ミヨシ1番(左7、右7)
6:30出港 14:00納竿 15:15帰港
曇り時々晴れ 北東の風8-5m
初島南沖 水深110-130m 波1.5m

ヤリイカ 56匹 胴長17-25cm
スルメイカ 4匹 胴長23-28cm

9月22日以来3週間間ぶりの釣行。前回8月31日に続き今季好調な東伊豆初島のヤリイカに。波があり上下左右前後に揺れるミヨシ。体力を消耗するので、かなりのんびりしたペースで釣ったのだが、それでも再び自己記録更新の60匹(船中13-62)。30匹もあれば充分と考えていたのだが、ついつい手をとめられなくなる。大流しで群れも濃いから、多点掛けを意識的に狙い、5~2点掛けを楽しめた。足切れや墨のみの取りこぼしも回収毎にあったので工夫の余地も多い。これで手返しやペースを落とさずに取り組むともっと数は伸びるだろう。別船の12-99釣果がそれを物語る。だが引き取り手探しに苦労するだけだ。60匹を数えた時点で「これぐらいで勘弁したろ」と若干早めに竿を片付ける。いつか吐いてみたいと思っていたこのセリフ、実際には揺れにくたびれたからなので声には出せなかった…

シマノBJSヤリイカ乗り調子165+B フォースマスター2000 PE3号
錘120号 11cmブランコ7本針 (直結8本は初投の3本足切れをみて以降使わず)



2014年10月5日日曜日

リストなき出張

4日(土)に帰国。5日(日)にはカツオ・キメジまたはヤリイカに釣行できるよう準備を出国前に整えてあった。だが、台風18号が前線を刺激して朝から雨。大型で勢力も強いので、通過するまで海は大荒れだろう。出張中の衣類の洗濯・アイロンがけなど後片付けを済ませる。買い物リストを渡されてあちこち探し回ることももうない。楽になったのだが、準備や片付けをしてもらえることもない。相殺かと苦笑いしながら、一週間ぶりに線香をあげて話す。テニス中継を眺めながらのんびり過ごす。錦織圭の優勝、大したものだ。