2015年8月8日土曜日

クロベエの引越

広いドッグランも
深夜2-3時に起こされる。甲高い鼻声から我慢のきかない吠え声に。今週は結局毎晩だった。いつもは6時に連れて行く散歩を5時に前倒して連れ出すと、家のすぐ前で大小の用を足す。要するに前夕の散歩がないか不足しているのである。夕方の犬番は次男の嫁A。新生児を抱えて手が回らないのか、不衛生なことはしないのか。庭師にきれいに刈り取らせた庭には、また糞が転がっている。盆休みに実家へ行くにあたって次男Kが犬番で居残る必要があることに不満げだが、前日に問われてもひと月前から組んだ俺の関西旅行は変えられない。旅行に出てもクロベエの世話をKやAがやるのか、そっちのほうが不安・心配だ。

泣くなクロベエ
このままではクロベエも人もまいってしまう。金曜に老犬ホームに電話して土曜に訪問・契約の予約をする。一応と伝えてある。週末は次男Kが犬番だ。しっかり面倒見れるようなら延期すればよい。土曜の早朝2-3時にやはり鳴き出す。5時に起きて頭を撫でてやると落ち着いて寝直すクロベエ。8時になってもKは起きてこないが、朝食と散髪に出かける。当然泣き叫ぶのでKも起きて世話をするだろう。9時半帰宅して唖然とする。室内の失禁。まさかと連れ出すとすぐに糞。K本人は仕事なのか見当たらない。世話をしたのか、生き物をなんだと思っているのか。ここでこれ以上飼っていてもかわいそうなだけだ。まともに世話をしてもらえない。

商業地の1フロアなら安心
横浜の老犬ホームは免許も受けており、契約書もしっかりしていて、Webカメラで24時間様子も伺える。一日2回の散歩の他に月一回のトリミング・入浴も専門スタッフが担当する。もちろん糞尿処理は即実施されて衛星が保たれている。クロベエは緊張からか水をがぶ飲みしたが、そのよだれやわずかな嘔吐もスタッフがすぐに清掃していた。ここなら安心できそうだ。帰ろうとすると、置いていくなと泣く声がつらい。今日からはゆっくり寝れるぞお互いに、と言い聞かせる。その足で墓参り。上さんはどう見ているだろう。かわいそうと言う気もするし、いいところを見つけてくれたという気もする。高いのにごめんな、とも言っただろう。

帰宅すると次男Kがむくれている。別れの前に声をかけてほしかったと文句を言う。世話さえしてりゃ別れずに済んだことには、思いが及ばないのだろうか。クロベエよりも自分たちの住処・引越を心配したほうが良いことにも。あと20日あまりだ。Webカメラのクロベエは横になってスヤスヤ寝ているようだ。

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