2015年10月13日火曜日

取引できる人、できない人

海外出張からの帰国が4日(日)。休みなしで翌日からの仕事はかつてはなんともなかったが、少々肉体的・精神的にきつくなってきた。

この週末は体育の日を加えて三連休。久しぶりに一日は釣りに行こうと考えていたのだが、そうもいかなかった。整理・掃除すべきところが家中にまだまだある。10日(土)は食器棚。4人分以上の椀や皿、コップ類が山ほどある。調理器具はごっそり持ち去った次男K一家だが、陶器類は運送用に包装するのにくたびれたか。お袋から上さんが譲り受けて以来、色やガラスの目隠し改造も施しながら30年以上使い込んだものだが、3列2m以上は最早大きすぎる。不要な食器を捨てて、3列2列に収容し、上部の組合せ式箱棚も空けた。これらを廃却すればスッキリするだろう。棚板を一枚一枚拭きながら、食器も洗う。Kさんが手伝ってくれなければ一日仕事だったろう。月命日の墓参りにも行けた。感謝。

釣行予定だった11日(日)は朝から小雨。止めて良かったかもしれない。パントリーと仏壇を整理清掃、キッチンの床下収納箱は大きくて汚れも酷いので入浴がてら浴室で洗い上げた。昨日見て回り要件が明確になったソファを買いにニトリへ。値引きもすると言うので購入手続きを始めたが、何を手間取っているのかこれが長い。挙句の果てにクレジット決済する直前になって「配達前日に時間帯をメールで指定する」と言い出した。「その時間帯が不都合な場合返信すればよいのか?現時点で日時を決められないのか?」の問いに答えはいずれもNo。顧客不在な態度にイラつきながら「では来週土曜の予定を金曜夜まで丸一日空けておけと言うのか?」の問いには「はい、そういうことになります。他に回るところも含めて前夜に配送ルートを決めますので。」と言う。横柄な態度に久しぶりにキレた。「それはニトリの都合だろ。長々と時間を潰させた上に、客の都合も無視するのか。ダメだ。キャンセルする。仕組みを考え直せ!」と伝票やら書類を投げつけて引き上げる。
 

12日(月、休)は押入と1階のエアコン。最早使用者不在になった布団や毛布、座布団などがどっさりある。不要食器類とともに車に満載して市の環境管理センターへ。廃棄重量は48Kgにもなった。釣り上げたキハダマグロ2本分だ。10Kg当り200円なので計1000円。一つ当り500円の粗大ゴミ引取よりもはるかに安上がりになった。この日は家売却の仲介契約を結んだ。査定させた6社で最も高い額を提示した不動産業者Sだ。前回ゴミ屋敷状態を見て以来、再訪したいというのでまだ契約するつもりはないのだが招き入れた。「きれいになりましたね。立地も日当たりも良いし、これなら売れない理由はありません」と掃除が奏功したようだ。引き受けられないだろうと思いながら査定額よりも高い売値を示し、それで売るなら専属専任契約すると持ち掛けてみる。「ぜひやらせてください」と喰いついてきた。大手不動産業者で会社もそうだが、この担当も若い割にはしっかりしている。ニトリのお婆さんとは大違いだ。その場で契約に踏み切った。契約後写真を撮って帰った。5日後には売買システムに乗るらしい。さて、どうなることやら、楽しみが一つできた。

土曜には不在だったK一家が月曜には居た。嫁と孫とは昼寝中だったので会えなかったが、Kは元気そうだ。ココが玄関先まで来て、懐かしそうに遊びをねだる。「オシッコの場所をなかなか覚えない」とK。借りとはいえ、自分の家となると、気にするらしい。「もう遅いよ。だからケージに入れないとダメだと言ったろう」と笑って応じる。打ち捨てられたケージは粗大ゴミに出してもうない。マーガリンがいない。「ひきとってもらった」らしい。たぶんK一家に飼われているよりはしっかり面倒みてもらえるだろう。良かった、一つ不安の種が消えた。クロベエには会えなかったがWEBカメラでは健やかに眠っている。

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