2016年12月25日日曜日

眺望新旧

これまでの眺望
この日はビン・カンを捨てる日
毎朝、寝室のカーテンを開けて、外を眺める。自宅の2階からバルコニー越しに見えるのは、隣家と公園とゴミ置き場だ。上さん存命中はゴミ出しを意識することもなかった。この3年ですっかり毎日異なる回収ゴミ種類にもなれた。ゴミ置き場の様子を眺めては、毎朝はビン・カンだ、プラだ、可燃物だ、不燃物だと確認してきた。

23日(金、天皇誕生日)は、鍵の受取、駐車場の操作、居室の現況確認で新居へ。クルマで1時間弱。毎月の墓参りにドライブするにもちょうど良い。タワーパーキングは1回目こそ操作に戸惑ったがすぐ慣れた。ビル内にあるのが嬉しい。これまでのように洗車後次に乗るまで野晒しで雨や露に汚されることがない。ゴミは各フロアに置き場があり、いつでも出せる。今日は何のゴミの日か気にする必要もない。宅配便は不在ならBoxに入れておかれるので、再配達したりや引取りに行ったりする必要がない。

左に東京タワー、右にスカイツリー、眼下の隅田川越しに築地市場

何より眺望だ。この眺めに惹かれてここに決めた。この日は天気がよく、空気も澄んでいて視程が長い。バルコニーから180度パノラマ撮影。夜景は幻想的だ。今は寒いが、暑い時期にここで涼みながら飲むビールが今から待ち遠しい。

24日(土)は環境管理センターへ分解した粗大ゴミの廃棄。毎週のように数10キロ捨てている。朝行くと車が10台以上縦列。それで気付いたが年内稼動する週末が最終日だ。夕刻、不要物をかき集めてもう一度捨てる。粗大ゴミ・資源ゴミの廃却も新居ではいつでも1階の指定場所に出せるので、より便利になる。引越はまだ一ヶ月先だが、ちょこちょこ行き来して、自宅のクロージングと新居のオープニングを進める。

孫娘H用にトイザラスの子犬人形プレゼントを次男Kに渡す。7000円ほどの品だが、国内では人気高く品薄で、ネット販売では27000円もの高値が付いていた。米国でも人気らしいが、テキサスの田舎にはあるだろう。同僚一人が発見してくれて$65で調達、もう一人が帰国するので運び屋に。企画~調達~デリバリーまで見事な連携で、短期だったがクリスマスに間に合った。仕事もこうありたいものだ・・・。次男Kは一家で暖かいイブを過ごせたろう。

いつものスーパー。チキンのモモ焼きを並べて見せられると、つい喰いたくなる。サラダ、モモ焼き、おでんでをつまみに自宅でビールと日本酒。一人で過ごすクリスマスをクリぼっちと言うらしい。20-40代独身男女の50%以上がクリぼっちで、恋人と過ごすのは25%に満たないとテレビ報道。50代のデータはないが、なるほどクリぼっちはお気楽で良い。来年の今頃は新居で豪華夜景をつまみにクリぼっちしているだろう。

2016年12月19日月曜日

苦楽ともあれ未来は・・・

17日(土)は賃貸物件の契約。先日の持ち家売買契約は3時間もかかったが、賃貸はそんなにかからないはず。30分もあれば充分だった、15年前は。今は仲介業者が法律上説明を義務付けられている事柄が多すぎる。要領悪く全てを説明すればやはり2時間ぐらいはかかるであろう。担当の新人営業は若いが要領が良い。あらかじめ全ての書類に目を通して、どこが要説明で、どこは重複するので省略可能か、予習している。省略部分に関してあえて意地悪質問をしてみても、的確に応える。いずれいい営業になるだろう。もう1ヶ月ほど前か。初めて会ったときには、転職1ヶ月、契約は1件のみ、しかも駐車場と、大丈夫かと思わせる成績だった。だが、その正直さは信用できた。どうよ、その後の契約は、と聞いてみた。「本件をきっかけに、6件ほど申し込みと契約をいただきました!」と嬉しそうだ。こういう若者は、気持ち良い。

18日(日)は洗車と郵便物の引き取りを済ませた後、引越準備というより不用品仕分けと廃却準備ですぐに一日が終わる。上さんの遺品がまだ相当ある。アルバムに整理しようとして進められなかった写真やネガが、子供らの成績表や表彰状と併せて、衣装ケース2箱ほども出てきた。長男Tと次男Kのものだ。一計を講じた。次男Kに渡して整理させることに。パニック障害で外出が困難なのだが、それだけに時間はある。引き篭もりがちなので、やるべきことを持っているほうが良い。もともとコツコツした作業は得意な奴だ。アルコール依存症だった上さんに対して、いないほうが良かったなどと恨みっぽいことや愚痴っぽいことを稀に言っていた。写真の山を眺めながら、楽しかったことや嬉しかったことも思い起こすことができるかもしれない。いかに愛されていたかを推し量ることも、今ならできるかもしれない。アルバム代と称したお高いキャッシュとともに預ける。それで飢えも凌げるだろう。追い出される寸前だった滞納家賃はすでに解決した。この若者は、かつての俺がそうだったように、奈落の底で苦悩している。だがいつか必ず這い上がるだろう。そう言えば、長男Tは相変わらず音信不通だが、債権回収業者からの督促状は来なくなった。ようやく抜け出しつつあるのだろう。

賃貸マンションのオーナー法人は系列会社を引越業者として事実上指定している。法に触れかねないので強制するわけにもいかず、注文や交渉はどんどんやってくれと言う。あらかじめネットで相場を調べたり、各社概算を見積らせる。お一人様の引越なので、今や29000円~39000円と驚くほど安い。更に驚いたのは、この指定業者の見積。電話で49000円と抜かしてきた。相場の70~25%増しだ。それでも黙って従う客が多いのだろう。親会社の庇護の元温室栽培されるとこういうことになる。他の客はともかくジャックの足元を見るとはいい度胸だ。相見積結果を知らせて、「レンジに入れろ、でなければ親会社に外さざるを得ない旨通告する」と一喝。翌日、38000円でなんとかと留守番電話に残してきた。慌てぶりと下げっぷりに思わず笑ってしまうが、数日無返信にして精神的不安定状態に浸らす。3日後電話を返して担当に「あなた自身の範疇でもう一声がんばってみな、それで即決するから」と囁く。「せ、千円でもいいですか」とおびえた声に「よっしゃ、税込み37000円で」と決定。相場論は税抜きなので8%相当浮いた。さらに税込33000円ぐらいまで絞ることもできたろうが、うるさい客を印象付けたので、値引きよりも丁寧な仕事やサービスをさせたほうが得策だ。実際、不要物の廃棄など、引越中に生じる作業は少なくない。現金4000円以上の仕事はしてもらおう。これぐらいの芸当を日常的に楽しむ若者が多ければ、ジャックの事業も楽なのだが・・・

2016年12月11日日曜日

リニューアル

てかてかになった!
足場。下塗り中。
外壁塗装が終り、リニューアル。選定した塗装店Tのコストパーフォーマンスが良かった。営業は終始要望を誠実に対応した。足場を組む前に、若い職人達を使って重い倉庫2つを移動させろと、無茶注文したが、しっかりこなした。工期中頻繁に伝言やメモを残しケアを忘れない。

職人の仕事ぶりも丁寧で良かった。3度塗りをごまかせないために中塗りと上塗りの色を代えさせる。2階部分は白だが中塗りに1階のベージュを使用したため、上塗り後も透けてベージュっぽくなったらしい。注文したわけではないが、職人としての許せなかったのだろう、自ら4度目を塗ってきれいに仕上げた意気が良い。

朝早く出て夜遅く帰る毎日だったので、顔を合わせたのは一度きりそれもほんの数分だった。毎日の作業を細かくメモに記してポストに入れておいてくれたので、進捗が良く分かった。応じて、要所要所で足場に登って仕事ぶりを確認できた。ジャングルジムよろしく登りあがる。2階屋根の様子を見れる機会はなかなかないが、傷みはほとんどなく綺麗なものだった。

ビフォー。写真では
分かりにくいが
色落ち激しい
その間に賃貸物件も決めて、住処のリニューアルも近い。部屋の寸法を測りに再度内見したら、壁紙の張替えもクリーニングも終わっていた。リビングのエアコンは取り外され、新品を待っている状態だった。審査も当然無事に終わり、契約書準備中。仲介不動産の若い担当には入居を極力遅らせるよう話していたが、、12月20日入居(家賃発生)日が目一杯だったと言う。「平日には動けない、せめて休日の23日にさせろ」と注文する。貸主はあっさり了承。不動産担当も勉強にはなったろう。持ち家の引渡しは2月20日なので、2ヶ月近い重複期間があるが、3ヶ月のフリーレント期間を獲得したので、実質1ヶ月分住宅ローンも家賃も払わずにすむ。これは流動性の高い賃貸物件を押さえるには好都合な仕組みだ。

10日(土)は上さんの月命日。次男Kも連れ出すべくアパートでピックアップ。孫娘Hも連れて久しぶりに墓参りさせる。ついでに懸案だったクロベエの遺骨を墓入れした。霊園は禁止だと言うので、次男Kに見張らせて、自ら墓石の扉を開けて埋葬した。これで上さん、親父、愛犬の3柱に。3人揃って楽しくはしゃいでいることだろう。

次男Kはパニック障害になって仕事も辞め困窮していると聞き心配したが、ともにふっくらしていて元気だ。話しっぷりを聞いていても、すでに生活の再建に向けて動き出してもいる。孫娘Sも2歳になってヨチヨチ歩く姿がかわいらしい。たくましい嫁と4人で、苦しいながらも自分たちの生活を確立、リニューアルすることだ。毎月墓参りに連れ出して、孫娘たちに小遣いをやることにする。

2016年12月4日日曜日

イシダイ旨し!

料理店で撮影
まな板が大きいので壮観
2016年12月3日(土)釣行 中潮
育丸 若船長船 左舷トモ1番(左4、右4)
7:00出港 14::00納竿 14:15帰港
剱崎沖 水深35-60m
晴れ 北東の風10-4m 波1.5-0.5m

イシダイ 5匹 20-30cm
マアジ 5匹 35cm
イサキ 1匹 17cm
メバル 1匹 17cm
他小型アカイサキ等リリース

月例仕立てに久しぶりの参加。この時季はイシダイ。タックルや仕掛けを思い出そうと、これまでの記事を振り返る。2年ぶりだ。その時もイシダイの他、マハタやイナダなど五目釣りになり釣果に恵まれる時季だ。予想に反して北東の風が強く、波も高い。久しぶりの釣行でムカツキを生じたが、後半波風が穏やかになるにつれて収まった。

大きいイシダイは縞が薄れる
イージスオーシャンという防風防水アウターを試してみた。コールマン製で工事用アウターからバイクや釣り用にも進出しているものだ。暖かいし、伸縮性があって動きやすい。波しぶきは弾いていたが、本格的な雨にあわないと防水効果は不明だ。シマノやダイワの相当品が2-3万もするところ、7000円ほどだからコスパが高い。

育丸Webから
いい釣行に
釣りは順調だ。トモからミヨシに流れる潮なので、コマセの聞くミヨシよりのほうがイシダイのアタリは多い。それでも誘いの速度を変えたり、止めたり、コマセ量を増減したりして、都合5匹をゲット、納得の釣果だ。後半食いが落ちるとアジ狙いに転じたが、ここでもタナ取りとコマセワークが奏功したのか、大アジを5匹。全員イシダイの釣果に恵まれるのは珍しい。若船長が開拓したらしいポイントで船中釣果が港で一番。やんちゃ坊主にしか見えなかったが数年で立派な漁師になったもんだ。

大皿の刺身でグビグビ飲むと・・・
料理店Oに全部引き取ってもらう。お礼に酒を頂いた。魚好きのSさんとともに晩酌。刺身に焼き物、煮物、揚げ物、忘れた頃にサラダ、おにぎりに味噌汁、なにより旨い日本酒。いやはや、よく食べ、よく飲む。久しぶりの釣行、ロングドライブの疲れもでたか、料理店でうつらうつらと舟を漕いでしまい、お開き。岐路の電車も心地よくうたた寝。幸せなB-Dayになった。

ダイワ 極鋭中深場73-210M + シマノ フォースマスター2000 PE3号
天秤70cm、プラビシ100号、クッション50cm、4号3.5m2本針

2016年11月27日日曜日

賃貸今昔と思惑

まだ青かった箱根の紅葉
持ち家の売却契約と前後して引越先を探す。余命がどれだけあるのか分からないが、来年は親父が死んだ歳になるので、長くはあるまい。今後どこで何をして暮らすことになるかわからないので、いつでも移動できるようにしておきたい。また、不動産資産を残して死んでも、今の子らには相続はおろか売却すらできまい。さらに、急いで探して後悔もしたくない。と考えると、所有よりも利用、固定よりも流動、購入よりも賃貸となる。しばらく賃貸物件で暮らしながら、余命設計や優良物件の状況に応じて購入を考えればよい。

賃貸物件を探すのは、18年ぶりだ。環境や条件がおおきく変わった。かつてのように不動産屋を訪ね歩く必要がなく、今やネットで検索できる。敷金・礼金が2-3ヶ月というのがザラだったが、今や敷金1ヶ月だけとかそれも無しというのが多い。保証人も不要(というか核家族化・高齢化で機能しなくなったのだろう)で保証会社が使える。指先一つで20件近くを検索して、5件に絞って見に行くことに。その後も設定した条件に適う物件が出ると教えてくれる。いやはや便利に楽になったものである。

一人で暮らしに広さは不要で40㎡もあればよい。1LDKか、釣り部屋も持てる2LDK。職場までの現在60分かかるが、50分以下に。家賃はこれまでのローン返済年額よりも少なければよい。これらの条件は設定・登録しておける。何よりも眺望欲しいので10階以上を探すのだが、この条件だけ入れられず、2階以上で検索した結果を1件ずつ眺めながら高層階物件をお気に入り登録する。こうして目星をつけて20日(日)・23日(水・休)に、東京、品川、川崎、子安、横浜の7物件を見た。いずれもレインボーブリッジやベイブリッジ、川や海を眺められる物件だ。内1件の眺望が抜きん出て魅力で、動きも早いので、その場で申し込みを決めた。他に良い物件が出てくればキャンセルもできるが、今のところまだない。内心ほぼ決めているのだが、不動産担当には「他の広くて綺麗な物件と迷っている。クリーニングを丁寧に」として仕事させる。時間をかけて綺麗にさせるとともに引越まで2ヶ月以上もあるので、契約・家賃発生日をできるだけ遅らせる思惑だ。「クリーニング状況は自ら確認します!」と若い担当がはまってくれている。

紅葉に代えてたまにはアート
26日(土)には、条件に適う新規物件も出てこなかった。1年無料点検にクルマをディーラに持ち込むと、台車にAMGのGLA45を借りた。1.6LでFFのA180スポーツに対して、2Lで4駆のGLA45は、同じ車体がベースだが、馬力で3倍以上、トルクで1.5倍近く高性能だ。エンジンにも製作者プレートが張ってある。じっとしていられない。紅葉も期待しながら箱根まで往復してクルマの違いを体感する。紅葉にはまだ少し早かったが、クルマの排気音と加速性能の違いを堪能した。やはりAMGはわくわくつする。あえて格上のクルマを代車に貸し出すのがディーラーの思惑なら、それにすっかりはまりそうだ・・・。

2016年11月20日日曜日

売れた!

個人間取引では
契約にも時間がかかる
昨年11月から始めた持ち家の売却。不動産屋を代えたのが今年の1月。内覧にはポツポツ来ていたのだが、いずれも申し込みには至らなかった。広告宣伝費をかける不動産屋は早く売りたいので値下げを提案する。ジャックは売れなきゃ売れないで住み続ければよいので、値下げは最小限に留めてのんびり構える。先月も値下げ提案があったが断り、代わりに外壁と屋根の塗装をすることにした。相見積で競合させることを楽しみながら、今月4日には誠実に要望に応える提案を繰り返してコストパーフォーマンスの良さを示した業者と契約した。・・・担当が素敵な女性であったことは、判断に影響していない、・・・ほとんど。

翌5日に一人で内見に来た女性。翌週12日には急に娘を連れてまた見に来たので快く見せたら、13日には申し込みがあった。端数(と言っても100万近い)の値下げを条件にした申し込みだと不動産屋の弁。外壁・屋根塗装することで値下げ以上の価値があるから売値はそのままにしろと応じると、塗装する旨すでに買主に言ってしまったという。手の内を晒してしまったとはおアホな不動産屋である。だが現況売買が基本のはずなので、「とにかく塗装は全額こちらが持つので値下げ無しで交渉してみぃ」と、元気と正直が取柄の若い不動産屋に仕事させる。未着手の塗装をキャンセルして値下げに応じる手もあるが厄介だ。買主もリフォームを予定しているらしいから値下げ代は塗装代で相殺して手間を省けるし、塗装業者も失注しなくて済むし、ジャックもこの家はきれいに長く使ってもらいたいので、三者Winを狙う。気を揉んだが、買主は2日後の15日にはあっさり元値で合意した。

かと思うと19日は旦那と息子を連れてまた見に来た。夫婦揃って公務員らしく、こののんびり感というか非効率さは、なるほど公務員と思わせる。旦那が高齢で、ローンを組むのは女性なため、そういう段取りになったらしい。旦那も息子も内見では、飾っていた高級外車が並ぶイラストポスターに見入るが、物件そのものにはあまり注意しておらず、契約前に一応みてみたという様子だ。要するに母と娘の女性陣で決めて、父と息子の男性陣は見るだけ見るが黙って従うしかない、という様相だ。脳を使わなくて済むという意味ではうらやましい・・・。今日20日に契約書を交わした。3時間もかけたが、細かな現況を知らしめることができたのは良いことなのだろう。

売買契約前だが、次の寝床を探しに出かけた。今日は見るだけでそのつもりはなかったのだが、眺望が気に入ったある物件に申し込んでしまった・・・つづく

2016年11月13日日曜日

2017年仕様車が勢揃い

日産GT-R
2017年仕様
くまもん登場
熊本震災復興
朝靄が幻想的

8月の富士で久しぶりに観たSuper GTがシリーズが終盤に。ツインリンクもてぎまで出かけてみた。
栃木県にある茂木には初めて来た。指定駐車場券をあらかじめ購入しておいたので、当日駐車の渋滞に巻き込まれることなく入場できた。静かな山の中。朝靄の中にサーキットが浮き上がる。オーバルとテクニカルの二つのサーキットが立体交差で交わる珍しいコースだ。
Honda NSX
2017年仕様

レクサス LC500
2017年仕様
クィーンの命は短くて…
前日の大雨が、12日(土)には快晴に。8時半からの予選ではまだ路面はウエットだ。GT300もGT500もタイヤ選択に苦労している。結局ウェットタイヤが優勢だった。予選が終わるとピットウォークへ。ピットロード上で各チームのマシンを観察しようとしたのだが、どのチームもレースクイーンを前に出すものだから、邪魔でしょうがない(笑)30枚近くの写真を撮ったのだが、結局マシンよりもクィーンのほうが圧倒的に多くなってしまった。
ジャックの11番グリッドから
第1コーナーは遠い

コースとピットロードの間に
コマンドスペース
GT500決勝は、近藤真彦率いるチームKONDOのGT-Rがタイヤ無交換作戦で優勝。マッチはドライバーとしては鳴かず飛ばずだったが、監督としてはこの奇策で今季2勝目とがんばっているらしい。2位のDENSO RC Fが最後0.2秒にまで追い詰めて勝負コーナーでのサイドバイサイドバトルが見応えだった。GT300はアウディがランボルギーニやポルシェを抑えて優勝。上位ほどハンディとなる重り搭載が奏功しているのか、年間優勝争いも混沌としている。13日(日)の最終第8戦が楽しみだ。

2016年11月5日土曜日

友来たる

くくく、美女が近づくと固くなる旧友
先週末28日(金)は博多に出張。久しぶりにNさんと会食、元気そうで何よりだった。29日(土)は熊本まで足を伸ばすのをあきらめ、塗装店が提案更新に来そうなので早々に帰京。一店来たが他は沈黙したままで拍子抜け。これまで無提案だった4店目が5日に来ると言う。まぁ、聞くだけ聞くが、すでに内心では熱心な店に決めている。結局都内をブラブラして過ごす。

仕事でもこの笑顔にしたいが…
関西から友が来た。大型スクーターで。この年でよくやるもんだ。4日(金)に来て上さんの墓参り。家に泊まれと勧めたが、気遣うのも気遣われるのも嫌なのだろう、ホテルで寝ると譲らない。当然飲む。ならばと、料理店Oを予約して、その近くのホテルを紹介。

Oにはあらかじめ訪れて「バリバリの大阪弁でうるさいがびっくりしないように」注意喚起。どうせなら釣り魚を振舞いたい。当日は時間的に無理なので、前日に釣行。「休みで外出するけど電話して」と言うOの女将さんに「3日に魚もって来るから夕方店に居て」と豪語。にもかかわらず、下記の大外れでドひんしゅく。釣り仲間の一人Rさんも宴会に参加。野郎二人だけより花一輪入ると話題が増えて明るく楽しい。釣り魚は出せなかったが、旨い日本酒と美味い肴と上手い美女に酔わす。上下関係も利害関係もない古い友は良いもんだ。

釣り人のほうが多いワラサ釣り
2016年11月3日(木、文化の日)釣行 中潮
瀬戸丸⇒若松丸 左舷胴間(左3、右4)
6:30出港 13:30納竿 14:00帰港
剱崎沖 水深50-70m 波1-0.5m
曇りのち晴れ 北東の風9-4m

ワラサ 0

やってもたー。ノーヒット。完全ボウズ。左舷はトモでイナダ1匹のみ。トモとのオマツリで道糸がペラに絡まり約50mの高切れ。プラビシマグロスペシャルと太いクッションのロストが痛い。数日前までトップ二桁ボウズなしと釣れ盛っていたワラサがこの日はどの船も0のほうが多かったろう。駐車場は満杯。瀬戸丸は3隻に乗せきれず、4隻目を若松丸に委託。本船3隻もボロボロだった様子。一年に一度あるかないかの完全ボウズ。やってもたー。ヒラメかヤリイカにすべきやったー。

シマノ BJSアオモノ165+B改 + シマノオシアジガー5000P PE8号
プラビシ80号 マグロスペシャル クッション1m 

2016年10月23日日曜日

潮時

10ヶ月前の写真
クルマはこの輝きが戻った
次は家だ
「今が潮時」は、退却時とか撤退時のことだと、勘違いして使われていることが多い。正しくは事を成す頃合だという意味だ。釣りをして理解できるようになった。潮時とはまさにつれる頃合のことであって、引き揚げる頃のことではない。一日の潮時もあれば、季節の潮時もある。


東京湾口で遅れていたワラサが釣れだした。遅れたからかサイズがいいらしい。まさに潮時だ。にもかかわらず、こういうときに発熱する。21日(金)夕刻に散髪したのがいけなかったのか、夜中に節々が痛むと思っていたら、22日(土)は朝から38度台だ。一日安静に。そうこうしているうちに時季を逃しかねない。今季好調だったマグロも過ぎた。潮時を逃してしまったのだ。


その熱も23日(日)朝には引いた。今年はこういう短期的な発熱が多い。しかもなぜか土日だ。朝からクルマのコーティング店へ。クルマも10ヶ月目になり10,000kmを越えると、ボディの水垢やアルミモールの腐食が容易には取れなくなる。一日かけて磨いてもらうと、塗装面のラメがよみがえり、モールも光沢を放つ。新車のごとくピカピカになった。潮時を捉えることができた。


その間、見積を持って外壁塗装店が3店舗続々とやってきた。もう一社は音沙汰なしでアウト。潮時を逃したのだ。同じ見積条件だが、上下で17%の開きが出た。墓石のときは上下100%の開きだったので、それに比べれば塗装業界は可視化が進んでいるのだろう。とはいえ10万以上の開きは無視できない。同じ図面を持ち帰ったのだが、面積や長さの算出が違い、塗料の単価も違う。興味深いのは、それでも外壁や屋根の塗装小計そのものには大きな違いがない。つまり家のサイズと塗料種から塗装原価はおおよそ決まっていて明細はほとんど意味のない後付っぽい。違いはむしろ、足場や軒天、破風板、雨樋などその他の見積に大きく出た。担当者も三者三様の特徴が現れていて実に興味深い。結論は一週間後にとだけ皆に伝えて今日のところは判断を下さない。実際、選択に迷う。この一週間で誰がどんな動きを見せるか楽しみでもある。潮時を逃さず決めよう。

2016年10月16日日曜日

修理や相見積を楽しむ

この小さな缶だけで
パンクが直る!
トイレを流した後の給水が急に遅くなり、上部手洗い口からは出てこなくなった。15年も経てば部品も寿命がくる。まずフィルターの汚れを取り除いたが、症状は変わらない。フロートの浮き沈みで給水したり止水したりするダイヤフラムという部品が機能不全な様子。ホームセンターまで走り部品を探す。同じ部品に見えるが品番が違う。他にそれらしきがないのでタブレットで品番の違いを検索してみる。説明書の有無の違いだけで、部品は同一と判明。いつでもどこでも検索できる世になり利便性と効率はずいぶん向上した。ダイヤフラムの交換で修理完了。

ホームセンターではついでに自転車のパンク修理キットを物色。チューブを取り出して順番に水につけることでパンク場所を特定し、ゴムパッチを接着する。過去2、3度やったことがあるのだが、チューブの取り外しや格納に苦労して、1-2時間かかったように記憶している。同じキットの隣に、パンク修理スプレーなる缶があった。空気栓から注入するだけと説明してある。そういえば、メルセデスには予備タイヤがなく、代わりにパンク修理キットが搭載されている。あれと同じ原理らしい。パンクがそんなに簡単に修理できるかいな、と半信半疑だが試してみることにした。自転車の空気栓を真下にして、スプレー缶を押し込む。空気が充満されたので缶を外すと樹脂のような泡がわずかに栓から出てくる。これが補修材なのだろう。試乗り。直った。時間にして10数秒!これは優れものだ。15日(土)はこれら修理と洗濯、冬物への衣替えで、一日を終えた。

16日(日)は、外壁塗装の見積。基礎知識を勉強。これもネット検索だが、こういうことはかつて信頼できる人や書籍に頼っていたのだから、便利になったと痛感する。無料見積できるサイトで一喝依頼。近場の3社が続々とやって来た。家屋を検分するのだが、各社の違いが面白い。A社は電話で図面を用意させておき、女性営業が一人で来てあちこち写真撮影、図面コピーを撮って帰った。B社は職人二人組で来て建物をメジャーで測り、梯子まで伸ばして屋根の様子を撮影。コーキングやヒビの状況に応じた補修の必要性を説明した上で、図面があることを知りコピーを持ち帰った。C社は一仕事終えて腕に塗料がついた若い社長とその兄のような営業が二人で来て、塗料の希望やお勧めを説明の上、測量に入る。いずれも30分ぐらいかと思っていたがA社、B社はそれぞれ1時間ほどかかり、業者を順番待ちさせることになってしまった(笑)。C社は10分ほどで検分が終わり図面も持ち帰らず、大丈夫かいなとすでに評価をやや下げていることはわかっていないのだろう。

サイト経由の業者だけだとサイトへの手数料や登録料等で割を食わされる恐れもある。この数年ご近所が塗装を頼んだ実績ある業者がパンフレットを置いていったので直接見積を依頼する。いつも競合環境におかれている身なので、クルマでも塗装でも、この相見積もりさせている期間が楽しい…。さて、どこがどんな見積を持ってくるのか、天地でどれぐらいの差がでるのか、楽しみだ。

2016年10月10日月曜日

3連覇に乾杯

メルセデスAMGペトロナス Webから
もう35年前だろうか、まだF2とかF2000と呼ばれていた国内フォーミュラカーレースを観に鈴鹿や富士まで走っていた。83年にホンダがF1に(再)参戦した影響もあったのだろう、87年には鈴鹿で日本グランプリが開催され、桁違いの排気音とスピードに痺れた。当時は貧乏でスタンドチケットは買えず、お気に入りのコーナーで草むらに寝転がったりや土まみれでの観戦だったが、それでも楽しかった。渡米後楽しめなくなりすっかり忘れていた。車を買い替えた今年になっていつの間にやらメルセデスが参戦しており、2期連続優勝していることを知った。ピットやパドックやラウンジにもフリーパスできるチケットをメーカーが確保しており、高価だが予約できたので今週末は30年ぶりの鈴鹿F1観戦…のはずだった。

今週火曜になってその3連休の仕事が決まった。計画性や予実管理を求める割には平気で直近の予定をコロコロ変える会社だ。無視して鈴鹿までいくかとも思ったが、組織に示しがつかない。ギリギリだったが宿や列車やレンタカーはキャンセル。ノンキャンセラブルな観戦チケットはネット転売かと思ったが、ディーラーが他の購入希望者を見つけてくれた。プレミアムチケットは双刃の剣だ。マクラーレンホンダがまだまだ熟成せず日本での人気はまだ限られている。視聴率が取れないのでフジテレビも高い放映権を取らず、放送はない。速報によればロズベルグが優勝、メルセデスも3年連続コンストラクターズチャンプを決めた。テレビで真田丸を流しながら、ネットでそんなこんなを確認しながら、ワインを傾ける日曜になってしまった。ともあれ、3連覇に乾杯。9か月走って10000Kmを超えたA180スポーツも気に入っているが、特別セールでもあれば買い替えるかな。

2016年10月3日月曜日

充実と浮揚のち沈殿

血抜きもしっかり
2016年10月1日(土) 釣行
育丸⇒千代丸 右舷トモ2番(右3、左4)
6:30出港 13:30納竿 13:45帰港
下浦沖 水深90-100m
曇り時々小雨 波0.5m

タチウオ 36匹 体長80-100cm

撮影はいつも「2本持って」と
久しぶりに月例定例会に参加。マダイは数釣れているし、マグロも30Kg代が釣れているが、待ち嫌いなメンバーの選択はタチウオ。釣れても釣れなくても誘い続ける必要があり、退屈はしない。最近の釣果を見てみるとアップダウンが激しく、群れを捉えれれば釣れ続け、そうでなければ厳しい、まさに幽霊魚のあだ名どおりの模様らしい。しかも20mの浅場もあれば100mの深場もあり、タックルや錘選択も悩ましい。まぁ、夏タチウオ用で何とかなるだろうとセットしたまま釣行できなかった手巻きライトアジ用をそのまま持ち込む。あいにくの雨模様だが、小雨で風もないのが救いだ。

右上がタチウオ塩焼き。前座に
マグロ刺しカニみそ山芋竜田揚げ
観音崎で出没することが多いらしいが、まず下浦沖で様子を見てみる、と船長。2ポイントほど試してみたがアタリなし。、観音崎に向けて移動し始めて間もなく、魚影を発見したらしく、急停止。果たして船中でポツポツ釣れ始め、終日そこで釣りつづけた。85m-70mのタナから指3本に時折4本が混じる、という展開。群れを捉えているときは投入の度にアタリが出る。アタリが出ないときは何回入れ直しても出ない。ガツっと一気に掛けるときもあれば、2度3度と誘い続けて掛けるときや待って掛けるときもある。アタリがあっても掛けきれない事もあるが、それもこの釣りのうち。ともかくこうなると面白い。

揚げタチウオと獺祭23で酔う
10本も釣れれば充分と思っていたのだが、あれよあれよという間に目標突破。止めればよい物を、それがなかなかできず気持ちよく釣り続けて20本。大物狙いの仕掛けに替えて数のペースは落としたつもりでも30本。終わってみれば36本も釣ってしまってどうしようの充実感。仕掛けや餌付、タックルや誘いで釣果に差が出る釣りだが、隣のYさんはさらに上回るペースで釣り続けた。一方一桁釣果のメンバーも出るのがこの釣り。船上で裾分けして、残りは料理店Nに半ば強引に引き取ってもらう。久しぶりの釣行でクタクタ。そこに旨く調理してくれたタチウオと酒を流し込む。フワフワとした浮揚感で帰宅。ズーンという沈殿感に包まれてすぐに就寝。至福の一日と睡眠。やっぱり釣りは良い。

ソリッドマスター + シマノ幻風 PE1.5
天秤50cm 錘60号 2-3m2本針タコベイト 針2/0

2016年9月25日日曜日

諏訪湖のワカサギを堪えて

久しぶりの夕焼け
前宮は静寂さが良い
24日(土)の朝、ようやく雨が上がったので、まず洗車。諏訪大社と松本城までドライブしようと思い立つ。外環道や中央道の朝の渋滞も終わった頃に出発。快調に諏訪に着いたが、道中また雨が振り出した…。諏訪について諏訪大社というのは4社あることを知りすわ大変。松本まで足を延ばすのをあきらめ、4社を巡ることに。

本宮。巫女さんを撮ったのではない
秋宮の神楽殿。本殿はこの奥
下社と上社に分かれ、前者には前宮と本宮が、後者には秋宮と春宮がある。その南から北へとその順序で巡った。全国に諏訪と称するのは神社が至る所にあるが、諏訪大社がその総本山。さすがに歴史が古く、建築物も荘厳だ。前宮は本宮より古いらしく、閑散とした山中にある趣きが良い。本宮は敷地が広く、長い廊下も含む建築物、古くて真っ黒になった太鼓、土俵など見所が多い。秋宮は神楽殿のしめ縄が勇壮で天皇皇后も訪れたらしい(なるほど菊紋もあった)。春宮はこじんまりとしているが、川と浮島を隔てて安置してある万治の石仏が面白い。各500円と少々高い朱印をそれぞれでもらう。社の名前と朱印が異なるが、皆信濃国一之宮と表現は統一してある。もう一つ共通項が。いずれの社にも御柱が4本植えてある。これは大社だけでなく、諏訪地方の神社には皆植えてあるようだ。道中その御柱を曳いていくところに出くわしたが、渋滞になりそうなので脱出。

直径3mはある石仏
を3周回る
小さくてもサーキットにくるとワクワク
25日(日)になってようやく太陽が出てきた。昨日雨中の高速走行で、ドロドロになったクルマをまた洗う。光沢を放つボディもそうだが、ホイルとタイヤ、つまり足元が光ると嬉しくなる。クルマもヒトも同じだ。良い陽気になったのでドライブしたいがさすがに2日続けて長野まで行く元気はない。平塚のカート場へ。

道中、滅多に寄ることのない海老名SAに。たこ焼きならぬエビマヨ焼きで小腹を満たす。3回目のカート走行。これまでのベストラップが、39.127と35.416。今回の目標は35秒を切ること。他の3台と一緒の走行だったが、一人が33秒台と速く、遅い人もおらずタイムアタックの障害にはならなかった。前回よりもグリップ走行を心掛ける。ライン取りに迷いはないのだが、どうしてもブレーキングタイミングを早めることができず、突っ込み過ぎてしまう。10周の間に2回のフルスピン、ハーフスピンも何度か。それでも3、4周目に34秒台、ベストラップは7周目にたたき出した34.175。もう少しで33秒台だ。

2016年9月19日月曜日

埼玉山間の高麗

満開までもう少し
今年のシルバーウィークは日並びが悪い。3連休と飛び石の木曜休み。昨年はどうだったか。5連休だ。何していたのだろうとブログを振り返ってみる。次男K一家の引越後に残されたゴミ山の処分と掃除に明け暮れていた。そうか、あれからもう一年。早いものだ。なんだかんだと自活の道を歩んでいるようなので良いことだ。

白い彼岸花は珍しいと思う
3連休しかない上に月曜を仕事にするのを金曜夕刻に決められるのだからたまらない。波崎のアカムツ、外川のヒラメのいずれかまたは連釣をするか、相模湾のマグロまたはヤリイカにするか。と思案していたが、普通の週末と変わらぬ二日の休みで、一日は眼科診察と散髪と家事に追われるとなると、遠征も大物も準備や片付けも含めて難しい。釣行はいずれもキャンセル…。

これは日本の神社
ではまず見ない
その点ドライブは思い立った時に、限られた時間で好きなところに出向ける気楽さが良い。近場埼玉の巾着田という所までドライブ。500万本の曼珠沙華という花が咲き始めた。マンジュシャゲと言われてもわからないが、彼岸花と聞くとわかる。1週間ほどしか見所がないらしい。まだ3分咲きだったがそれなりに綺麗だ。飛び石連休の頃が満開で見応えがあるだろう。

高麗の間に小さく句が入っている
近くにある高麗神社にも寄ってみた。日本の一般的な神社とは建物や雰囲気が明らかに異なる。西暦668年に滅びた高句麗からこの地に入植した王と1799人からなる高麗人を、716年に大和朝廷が高麗郡として認定したらしい。日本海側の各地ではなく、なぜ埼玉の山深いこの地なのか。

未開の地に追われたのかもしれない。だが、当時から朝鮮と日本には相互に交流があり、大和人は高麗人を受け入れる度量をもっていた証ではある。それからちょうど1300年。かの地の為政者は核開発を進め、それを搭載しうるミサイルを日本の排他的経済水域にぶっ放している。1300年前に難を逃れて日本に入り、後に神となった高句麗の王も頭を抱えて嘆いていよう。

2016年9月4日日曜日

医者は選ぶに限る

クアラルンプールの
名所その1
3週間ぶりの更新になってしまった。8月14日のメジ・カツオ空振りの再挑戦に、タックル準備はできているのだが、体調が良くない。
クアラルンプールの
名所その2

8月20、21日の週末は盆休み中に吹割の滝まで遠征した疲れからか、39度まで発熱してしまった。いつものように一晩で引く。月曜までにはきっちり平熱に戻ってしまうのが、最近は腹立たしく感じる。結膜炎も改善が見られず、コンタクトレンズが入れられない。メガネで海に出ると偏光グラスがかけられない上に、波ある日にはしょっちゅう拭く必要があるので、ますます釣りから遠ざかる。

8月27日(土)は朝7時過ぎに成田に着いた。出張先のマレーシアを夜に出発して機中泊で朝帰り。土日を日本で効率的に使えるのが良いが、日中やはり眠たくなる。初めてのマレーシア。週末は現地で観光に当てたほうが良かったかもしれないが、目の調子が悪く、それどころではなかったろう。

ホテルの窓からの眺め
昼食ラーメンは数十円
結膜炎がますますひどくなり、ついに左目が腫れて熱を持つようになった。前回行った眼科を再訪すると、「どうされましたか?」と人の顔を見もせずに問う。「どうしたもこうしたも、この目を見りゃわかるだろ」と答えることになる。「細菌かウィルスか?炎症がひどくなっているので、今の薬が効かない。もっと強い目薬に代えろ。」と話すと、「どちらかわからない。前回から時間が立ち過ぎているので経緯がわからないから、同様の目薬で回数を増やして様子を見ましょう。」の応え。「もう、結構」とその眼科医には見切りをつける。原因も特定できず、言い訳ばかりで、様子を見ましょうとする医者にロクなのはいない。
吹き抜けが
気持ちいい
遷都予定の公官庁街は観光地に
別の眼科に行くと、検査薬を使って、ウィルス性の結膜炎であることが判明。それも強いウィルスで数も多いらしい。感染力も強いので、他の患者から隔離される。目薬も全く違う種類が処方された。1週間後には腫れが引くはずなので、予約するという。これなら信用できる。

9月3日(土)は月例仕立てだったが、この目の調子ではいけない。腫れは確かに引いて、痛みもかゆみも少なくなり楽になってきた。再診察に訪れて「視界が白いんだけど」と聞いてみる。「上まぶたの裏にまだ炎症のブツブツが多く残っており、眼球に細かい傷をつけてしまうので白く見える。同じ目薬でもう一週間すると、症状が良くなるはず」とのこと。コンタクトに戻すにはまだ時間がかかりそうだが、治療に向けた仮説と検証が進むのは安心できる。
もうすぐ成田
この視界では、船にもカートにも乗りにくいし、ドライブも近場はともかく遠征はしにくい。まずは治療に専念しよう。

2016年8月15日月曜日

灯篭で魚も流してしまったか

暗くなると
より幻想的に
2016年8月14日(日)釣行 中潮
瀬戸丸 21号船 右舷トモ4番(右8、左8)
5:30出港 12:30納竿 14:10帰港
相模湾 タナ10-25m 波0.5m
曇り後晴れ 北東の風8-2m

メジ・カツオ 0

御巣鷹山の慰霊灯篭流しのニュースを見て、昨年灯篭流しをしたと思いだした。隅田川だが、今年は13日(土)という。その日はメジ・カツオ釣りに行く予定だったが、イベントは一年一回しかない。釣りは翌日にして灯篭を流して慰霊する。上さん・親父に加えて、今年は玉蓮黒安信士・俗名クロベエの名前も印した。ゆらゆらとゆっくり流れる幻想的な灯篭。二人と一匹も飲みながらはしゃぎながらスカイツリー越しに眺めているだろう。

期待で胸膨らむ出港準備
慰霊もしたことだし、満を持して相模湾のカツオ釣りに。振り返ってみると昨年は一度もメジ・カツオには行っていない。2014年には4回行ってノーヒット。キハダマグロを釣ったのは2013年9月まで遡る。デビューした2012年にはキメジもカツオも釣っている。今年はカツオが大量に釣れていて、マグロの魚影も濃く、5年ぶりの好調さだという。剣崎の瀬戸丸でも、昨日も船中120匹のカツオで早上がりしたというから、出船前の喧騒も明るい話題が多い。

良くある話だ。凹んだ日を選ぶというのは。本日の釣果はカツオが0-1本で船中5本。昨日の5-15本から一日にしてこの状態。探索しながら西進して、伊豆大島の北、初島の東沖で開始するが、喰わない。群れを追って船団が形成されるがどの船もヒットは少なく、すぐに散開、再探索に。何が気に入らないのか口を使わないというか、群れを船団で囲いきれないというか、のまま10時まで。後半になって船中ポツポツとアタリが出たが、俺は結局ノーヒットで終了。

明るい兆しもある。昨年までは船中でアタリがなかったが、今年はともかく多い(他の日は)。キメジも船中3本釣れた。一人が格闘中の待ち時間に、船長がスゲエスゲエと騒ぐので魚探を除きに行ったら、マグロ魚影で真っ赤だった。釣り人も混んでいて、誰かが格闘中には他は仕掛けを降ろせないのが残念。マグロも当たり年になるだろう。ソバを喰いながら、「まぁ、カツオをゴロゴロ持ち帰っても処分に困った事だし…」と言い訳しながら、「次はマグロバッグ持ってくるかな」、と再戦を誓って船宿を後にした。

シマノ BJSアオモノ165+B 改 + シマノ オシアジガー5000P PE8号
天秤マグロスペシャル80号 16-24号 2-4.5m 1本針

2016年8月8日月曜日

富士と言えば…

山頂は遠く見える
7日(日)は富士スピードウェイに。Super GTというレース観戦。30年ぶりだろうか。当時はグランチャン呼ばれていたはず。市販車ベースのレースで人気が高い。GTRやレクサスやNSXという日本車に加えて、ポルシェやベンツやランボルギーニなど外国車も増えた。

コース自体が大きく様変わりした。メインコースに加えて、ドリフトやらジムカーナやらトヨタ講習やらのサブコースが周囲に増設されている。当日はこれらのサブコースが駐車場にしつらえられていて、かつてのような入場待ち大渋滞ということはなかった。朝のフリー走行で久しぶりの爆音を楽しんだ後は、サブレースが続くので一周4.5Kmのコースに沿って散策。グランドスタンドは2階建てに、ピットは3階建てに、それぞれ整備され、第1コーナーにもスタンドが増設された。全て車椅子も観戦しやすいようになった。トイレも見所コーナー各所に常設されていて、仮設トイレ時代を知る人も減ったろう。パドックのあるコースの内側には立派なレストランや駐車場も。その一つはかつて池だったはず。快晴で暑い。富士の裾野からみる山頂はまだ遠く見える。日に焼けた。

レースそのものも灼熱地獄で大変だったろう。スタートだけ動画撮影した。最初の一団がGT500で、後から続く一団がGT300だ。その違いやレースの経過は記事に任せる。GT300は上位が近接して白熱バトルが展開されたが、勝ったのはBMW。これまで常勝していたベンツは精彩を欠いた。GT500で勝ったのはIMPUL GTRだった。大差をつけるぶっちぎり。このチーム、監督は星野一義。30年前ドライバーとして一世を風靡していた。彼も俺も現役ではなく監督のお年頃というわけだ…