2016年2月29日月曜日

海と船に乾杯

ウィリーとしては珍しい貧果
2016年2月27日(土)釣行
忠彦丸 第7倖運丸 右舷トモ3-4番(右舷8、左舷8)
沖のウィリー五目
7:20出港 14:00納竿 15:30帰港
洲崎沖~沖の瀬 水深70-110m 波1m
曇りのち晴れ 北東後南西の風12-8m

イサキ 28cm 2匹
メバル 20cm 1匹
ウマズラ 30cm 1匹
シキシマハナダイ 23-25cm 2匹
トンボ他リリース

食い漁った後で思いだし撮影
どんな車であれ新車に乗換時はドライブや楽しい。洗車ですら楽しめる。それらが目的になって早や2か月。次は高速クルーズか、ワインディング攻めかなどと妄想する。そこへ「釣りに行きたい」とRさんのご要望。ほぼ1年ぶりか。「来るを拒まず、来ざるを問わず」は俺の仕事上のポリシーの一部だが、こと釣りに関するご要望は断るわけがない。早速天気予報を確認27日(土)は晴れ・凪予報だ。次は釣り物。昔通いつめたことがあるらしく船酔いしないので一日船で大丈夫だろう。一押しはヤリイカだが、前回と同じなのでパス。タチウオはこの時期深くて難しいので、夏にリザーブしておきたい。ふと早春にはウィリーが楽しいことを思い出し、忠彦丸へ。

外はイサキ、内はウマヅラ
予報は外れるためにあるわけではなかろうによく外れる。朝から風が強い。幸い北東風なので陸地影になる東京湾では波はそう高くならない。それでも洲崎沖まで行く手前、剣崎沖で開始。ウィリーの釣り方を教えて竿を渡した後、早々に右舷初物を釣り上げたRさん。赤や黄の魚体のシキシマを見て、「何これ、綺麗!食べれるの?!」とはしゃぐ様子が楽しい。タナを捉えているし、なによりコマセ釣りに手馴れているので、自力でどんどん釣れるだろう。俺には良型イサキやデカいウマヅラが釣れておかずは確保した。これまでウィリーでは20も30も釣っては、その処分に窮していた。へへへ、ならばと、持ち込んだサバ餌やホタルイカを使って、鬼カサゴやクロムツ、アカムツなど根魚に狙いを絞る。遠州灘の天秤吹き流し仕掛けなら、ウィリー仕掛けと長さが似ていてオマツリしにくいので、迷惑にならないだろう。

保健師には締め厳禁されているが、
寿司屋で握りは欠かせない
11時近くになってようやく晴れてきて風も収まった。日差しが温かく、置き竿でついウトウトする。反比例して釣りは下降気味だ。沖の瀬や洲崎沖と転々とするが、潮が速いようで一流し一投が続く。釣り人もRさんも懸命に探るのだが、ポツンポツンの展開。そんなに釣れないかなーと、時々仕掛けをウィリーに戻してシャクってみるがダメだ。こんな展開の時、頼りにするのがアジなのだが、狙うこともなかった。かつてウィリーを担当していたU船長が辞めて、今はI船長が担当。この日はI船長はスポットのヤリイカに出て(これも1-9と低調だった様子)、ウィリーはM船長で慣れていなかったのかもしれない。結局船中2-10(しかも人によってはトンボ等も含めて)な貧果に。俺の置き竿に喰ってきたのもトンボのみで不発。

乏しい釣果を料理店Rに持ち込んで反省会。知人のEさんもジョイン。イサキは刺身と塩焼き、シキシマは煮つけと塩焼き、メバルは煮つけ、ウマヅラは肝あえで刺身。どれもこれも美味。酒が進む。さすがにマスター、家庭料理ではこうも無駄なく旨く料理することはできない。同じ料理で、魚を食べ比べるのが楽しい。煮つけは当然メバルのほうが旨い。刺身は評価の割れるところ。驚いたことに、塩焼きはイサキよりもシキシマのほうが旨かった。「…釣り物チョイスが悪くてすまなかったねー」と釣らせられなかったことを詫びる。釣れない日もあることを知るRさんは「ウィリーは初めてだけど、何が釣れるかわからなくて楽しかった」と屈託なさに救われる。釣りから遠ざかっていた背中を押してくれたのかもしれない。貧果だったが、久しぶりの海と船と魚に乾杯!

俺: ダイワ極鋭中深場195M + シマノフォースマスター2000 PE3号
プラビシFL80号 天秤50cm アカムツ天秤仕掛け6号4m3本針

Rさん: シマノBJSマルイカ改 + シマノSP1000 PE2号
プラビシFL80号 天秤30cm クッション30cm ウィリー仕掛け3号3m3本針

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