2016年12月19日月曜日

苦楽ともあれ未来は・・・

17日(土)は賃貸物件の契約。先日の持ち家売買契約は3時間もかかったが、賃貸はそんなにかからないはず。30分もあれば充分だった、15年前は。今は仲介業者が法律上説明を義務付けられている事柄が多すぎる。要領悪く全てを説明すればやはり2時間ぐらいはかかるであろう。担当の新人営業は若いが要領が良い。あらかじめ全ての書類に目を通して、どこが要説明で、どこは重複するので省略可能か、予習している。省略部分に関してあえて意地悪質問をしてみても、的確に応える。いずれいい営業になるだろう。もう1ヶ月ほど前か。初めて会ったときには、転職1ヶ月、契約は1件のみ、しかも駐車場と、大丈夫かと思わせる成績だった。だが、その正直さは信用できた。どうよ、その後の契約は、と聞いてみた。「本件をきっかけに、6件ほど申し込みと契約をいただきました!」と嬉しそうだ。こういう若者は、気持ち良い。

18日(日)は洗車と郵便物の引き取りを済ませた後、引越準備というより不用品仕分けと廃却準備ですぐに一日が終わる。上さんの遺品がまだ相当ある。アルバムに整理しようとして進められなかった写真やネガが、子供らの成績表や表彰状と併せて、衣装ケース2箱ほども出てきた。長男Tと次男Kのものだ。一計を講じた。次男Kに渡して整理させることに。パニック障害で外出が困難なのだが、それだけに時間はある。引き篭もりがちなので、やるべきことを持っているほうが良い。もともとコツコツした作業は得意な奴だ。アルコール依存症だった上さんに対して、いないほうが良かったなどと恨みっぽいことや愚痴っぽいことを稀に言っていた。写真の山を眺めながら、楽しかったことや嬉しかったことも思い起こすことができるかもしれない。いかに愛されていたかを推し量ることも、今ならできるかもしれない。アルバム代と称したお高いキャッシュとともに預ける。それで飢えも凌げるだろう。追い出される寸前だった滞納家賃はすでに解決した。この若者は、かつての俺がそうだったように、奈落の底で苦悩している。だがいつか必ず這い上がるだろう。そう言えば、長男Tは相変わらず音信不通だが、債権回収業者からの督促状は来なくなった。ようやく抜け出しつつあるのだろう。

賃貸マンションのオーナー法人は系列会社を引越業者として事実上指定している。法に触れかねないので強制するわけにもいかず、注文や交渉はどんどんやってくれと言う。あらかじめネットで相場を調べたり、各社概算を見積らせる。お一人様の引越なので、今や29000円~39000円と驚くほど安い。更に驚いたのは、この指定業者の見積。電話で49000円と抜かしてきた。相場の70~25%増しだ。それでも黙って従う客が多いのだろう。親会社の庇護の元温室栽培されるとこういうことになる。他の客はともかくジャックの足元を見るとはいい度胸だ。相見積結果を知らせて、「レンジに入れろ、でなければ親会社に外さざるを得ない旨通告する」と一喝。翌日、38000円でなんとかと留守番電話に残してきた。慌てぶりと下げっぷりに思わず笑ってしまうが、数日無返信にして精神的不安定状態に浸らす。3日後電話を返して担当に「あなた自身の範疇でもう一声がんばってみな、それで即決するから」と囁く。「せ、千円でもいいですか」とおびえた声に「よっしゃ、税込み37000円で」と決定。相場論は税抜きなので8%相当浮いた。さらに税込33000円ぐらいまで絞ることもできたろうが、うるさい客を印象付けたので、値引きよりも丁寧な仕事やサービスをさせたほうが得策だ。実際、不要物の廃棄など、引越中に生じる作業は少なくない。現金4000円以上の仕事はしてもらおう。これぐらいの芸当を日常的に楽しむ若者が多ければ、ジャックの事業も楽なのだが・・・