2018年4月1日日曜日

追悼のぼっちクルマ旅

志摩の島々を背景に
早くに死んだ友がいる。大阪に眠る。救えなかった思いを持つ友人達が時々集って冥福を祈る。毎年春の彼岸前後が多い。例年一泊を新幹線で往復する。

獅子巌を背景に
今年は3月24日(土)になった。21日(祝)からクルマで行くことにした。道中、伊勢志摩、熊野、和歌山を巡っていくことに。いずれも、いつか見てみたいと思っていたところだ。神社を中心に景勝地を巡る。各地の写真はFacebookにUpした。ここでは巡った神社・景勝地と写真へのリンクを記録しておく。

3.21 二見興玉神社:夫婦岩とカエルが特徴的
3.22 伊勢神宮外宮:白石は神の居場所なので立ち入り禁止
3.22 伊勢神宮内宮:広大な神秘的な森そのものが印象的
3.22 金剛証寺:でかいトバや狛犬代わりの牛や虎など、ここ以外と面白い
3.22 朝熊山展望台:島々見下ろす絶景 足湯もあるがのんびりせず走る
3.22 鬼が城:地殻と海が造形した鬼の城
3.23 獅子厳と花の窟神社:巨岩をも神と崇める自然信仰は日本ならではなかろうか
3.23 熊野本宮大社:歴史と神秘さを感じたいならここが一番 本宮は伊達じゃない
3.23 熊野速玉大社:本宮に対して新宮(市)に所在 便利で賑うが重厚さは希薄
3.23 熊野那智大社:ここから三重塔越しに滝を撮る
3.23 那智大滝:那智の大滝は世界遺産熊野の中心
3.23 橋杭岩:マグマが隆起して一直線に並ぶ巨岩 手前の小岩は津波で崩されたもの
3.23 三段壁:壁の中に洞窟 その洞窟は村上水軍の隠れ港
3.23 千畳敷:広い平らな大きな岩 ただそれだけだが成形は地球の不思議
3.23 円月島:穴の開いた岩は多いが穴の開いた島は珍しい
3.24 蓬莱岩:穴の開いた岩は珍しくない 明治期に周囲はレンガ作りの要塞だった
3.24 章魚頭姿山:紀州の海と陸を360度見渡せる
3.24 紀州東照宮:上野と同じ規模だが、日光や久能山と同じく階段数多し
3.24 和歌山城:吉宗の居城 大阪城に負けず劣らず広く見所も多い
3.24 住吉大社:さすがに全国の住吉神社の元締め

円月島を背景に
初日は関東で雪。御殿場を抜けるまでかなり吹雪たが4輪駆動で楽々。伊勢湾フェリーが運休したためルート変更。浜名湖には寄らずに一気に二見入りした。22日~24日はFacebookに乗せきれなかった写真が多数あるのだが、Google Photoの自動作成ムービーが便利だ。

3.22 伊勢志摩のムービー
3.23 熊野のムービー
3.24 和歌山のムービー

橋杭岩を背景に
そして24日に墓参と追悼の宴。今回は8人も集まって往時を偲んだ。25日の復路は大阪からランチ休憩一回のみで一気に東京へ。510kmを走行時間5時間20分、平均時速96km/hで走破した。前車自動追尾クルーズやレーンキープからなる半自動運転機能で疲れ知らず。雪がなくなれば北国も巡ってみよう。

那智大滝を背景に
こうして改めてリスト化するとよくまあこれだけ多く巡れたもんだと我ながら感心する。誰に気遣うことのない気ままなぼっちクルマ旅の醍醐味だ。生前行きたがっていた上さんも楽しんだことだろう。写真や記録には残らないが、志摩や南紀を気持ちよく快走もした。景勝地や神社ではクルマを写真に収めるのは簡単ではない。ここにはクルマを移し込めたショットを選んで載せておいた。

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